今シーズン初観戦、西武ライオンズ

　先日のWBC優勝の余韻を二カ月以上経った今も引きずっている。なので今シーズンは、ライオンズを応援するのは当然だが、それとは別に、たとえ対戦相手でもWBC戦士は個人的に応援するつもりで臨む。
　今シーズン初観戦となった昨日、相手はバファローズだった。バファローズに所属するWBC戦士は、今や日本を代表する絶対的エースとなった山本由伸を筆頭に、宇田川優希、宮城大弥、山崎颯一郎が名を連ねる。そして昨日の先発は宮城だった。おお、チェコ戦での活躍は覚えているぞ。先発が発表されたとき、ぼくは心の中で「よくがんばってくれた」と感謝した。
　それはともかく、肝心のライオンズだが、山川の不祥事以来、チーム全体に覇気が感じられない。それ以前は首位争いの一角だったのに、今は最下位楽天と一ゲーム差の五位という体たらくである。たしかに山川は中心選手だが、山川一人に優勝がかかっているわけではない。一人ひとりの選手は自分自身のために最善を尽くしてほしい。
　試合は3対2でライオンズが勝った。WBC戦士の源田もピンチの場面で「これぞプロ」という素晴らしい守備を見せてくれた。しかし野手の先発メンバーは外崎と源田以外は顔が浮かばないほどの無名の選手ばかり。層の薄さを露呈したかたちとなり、電光掲示板に映されたメンバー表に愕然とした。
　ともかくこれで、妻と一緒に観戦した試合は通算十二勝六敗となった。
（写真右は先日食べた、今の時期しかメニューに載らないモジョの絶品料理ヤングコーンの天ぷら）