高校同級生画伯の個展を材料にランチ会開催。しかも2日連続。
幹事さんの苦労は、連日やってくる「コロナくん」関連の欠席LINE
開催日目前のラスト3デイズは、毎日予約のレストランに「1人減ります」「1人増えます」の連絡ラッシュ。それでもどうにか”3年振り”に集まることができたのだから、これはありがたいこと
懐かしい友たちを連れて、いざ、銀座
新橋駅で降りて待ち合わせ時間前にひと祈り。
《烏森神社》
御朱印マニアの聖地。
神社にもアートの香り。
カラフルな御朱印人気は衰えを見せず、今日も金満神社の金儲けに一役買う。
御朱印マニアを自覚するおいらについては、1年に1度か2度の訪拝がルーティン。
フライング気味に8丁目へやってきて、土曜日なら開廊しているギャラリー巡り
『千住博展』(永井画廊)
銀座開廊50年の名門・永井画廊。展示室に入っていくと、まず目に入る堂々とした六曲一双の屏風画『潮』
波飛沫の金粉、銀粉が鮮やか。
個人コレクターの手にあった1991年作『フラットウォーター』16連作のうち2作。
本邦初公開。ちょうど、画廊オーナーが在廊しており、解説を伺っていると「こちらへ」と応接室に招き入れられる。
『ウォーターフォール・オン・カラーズ』
昨年から書き始めたとされるウォーターフォールのカラーシリーズ、新作。
「プライス11,000,000円は円安の今、買い時」だそうだ。確かに美しい。
買っておくか。(←おかない)
千住画伯に関する取材写真やアメリカでのエピソードなどを、たかがふらりとやってきた神奈川県民にフランクに語ってくれる永井社長。業界内ではかなり高い地位にある方だというのに、とてもフレンドリー。社長さん、ありがとう。
『常設展』(ギャルリーためなが)
永井画廊よりも2年古く、西洋絵画の名画のほか、フランスの現代画家や日本国内の現代画家を紹介する。
アイズビリ、ユトリロ、そしてビュフェ。
『パリの橋』(ポール・ギアマン)
カラーリングのインパクトを感じて佇んでいたら、画廊オーナーが声を掛けてくれた。
「いや、とても綺麗な作品なんですけど、どうしても赤い煙のようなものが気になって。なんだか、いやらしく感じてしまうんです」
「なるほど。見る位置を変えて見ましょう」と、おいらの斜め後方のスペースへと招いてくれた。
なるほど、先ほど気になっていた赤い煙が、橋や銅像と調和してきたぞ。
遠近左右、立ち位置を変えて味わうのが絵画鑑賞の肝。オーナーさん、ありがとう。
『第八次椿会 このあたらしい世界』(資生堂ギャラリー)
ランチ会の待ち合わせ場所。気取って「資生堂ギャラリーね」と謳ってみたが、いざ地下の展示室へと下りていくと、そこはまるでお化け屋敷のように暗がりで、映像インスタレーションと夜の虫音が聴こえるのみ。
アーチスト名を確認すると、宮永愛子、杉戸洋、そして目[me]…
現代アートになれている人ならまだしも、初心者にはさすがにキツイ。
そもそも、階段踊り場に置きっぱなしのブルーホースは一体、なに?
ディナー会食会でもこんな際どいアートに出会っている。
みんな、ワンコのようにお尻の匂いが好きなのか
(つづく)
■コロナ禍、変わる忘年会=「必要ない」7割―識者「私的なイベントに」
(時事通信社 - 12月10日 14:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7219825
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