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2022年09月04日20:55

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ジャラカンダとボレロとクレマチス

値上げ前に駆け込み、ようこそデニーズへどんぶり
正面にいたのが、4人掛けのテーブルにベンチシート側に横並びで座る2人のばあさん。
1人が大声で「あなたの小学校時代の同級生」と言い張るが、相手は首を傾げるばかり。
耳の遠いばあさんズ。いかんせん声がでかい。
照り焼きハンバーグをつつきながら、聞くともなく聞こえてきた話を総合すると、
デビル役ばあさんの《ばあさんD》が、能天気騙さればあさんの《ばあさんN》に対して、「あなたは私と幼馴染」で数十年振りに会った「あなたの友だち」という建付け。
独り住まいらしい《ばあさんN》に対して、「もっと、幸せに生きないとダメだ」と不幸を一身に背負った顔つきの《ばあさんD》が語っている。
同じような境遇の人たちの集まる集会への参加を促し、運が良くなる【壺】を買えと迫っている。壺を売ってるおまえの運はどうなんだげっそり
おいおい、統一教会じゃん。山上容疑者、早く来い。

結局、おいらの照り焼きハンバーグが全部、太鼓腹に収まっても、フリードリンクだけで粘る《ばあさんD》。周囲の視線も全く気にならないし、昨今の醜聞も気にしていない。カルト宗教の恐ろしさ。
きっと、このまま《ばあさんN》はデビルである《ばあさんD》に取り込まれて、蓄財した資産は統一教会のもとへ行ってしまうだろう。
怪しいばあさんとはわかっていても、店員もおいらも何もできないもどかしさ。
オレオレやツボツボに騙される《ばあさんN》に、たまには新聞やニュースをみなさいと伝えたい。

9月3日。
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『主体展』(東京都美術館)
同級生の日本画家が所属している団体の1年展。コロナくんによる中止以外、ここ数年、毎年通っている。
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先生(←同級生画伯)の弁当の時間を縫って、一人で展示作品を巡回鑑賞。
無名(当社比)の作家さんばかりだけど、観ていくと興味深い作品もチラホラと。
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三美神の作品はまるで福田美蘭。
画伯曰く「主体に参加していないシロウトさんの公募作品」。趣味を持つって素晴らしいことだ。
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お気に入り。
太陽に向かって道を歩くタブローが、ムンクのタッチに見えてきた。
画伯、どうでしょう。
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そしてマイベストセレクションがこの2点。
いずれも点描だけど、下段の作品は荒々しい。
犬「もしかしたら教え子かも知れない指でOK
そう。彼は美大で教授も務めている、すごい同級生なのだよしひこ。
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北海道でお世話になった浅野先生の旧作と新作84歳、現役。
日曜美術館でウクライナの子どもたちの作品が紹介された《巨大じゃがいもアート館》ハンバーガー放送後は、なんと開館以来最大の入館者を記録したらしい。さすがはNHK。
立花もガーシーも立ちうちできまい失恋
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逸品は水村喜一郎。
小学生の頃に送電線にぶら下がって感電。両腕を肩から落とす人生。
中学生時代に口で絵筆を加え、それ以来、圧倒されるほどの作品を描いてきた。
画伯のガイドをいただきながら、新旧作品に近づき、そして感嘆の声を上げる。

さて、本日最高級の作品。
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『紫雲木の下で』(2022年)
犬「花木を描きたかった。いろいろとテーマを探っていたら、ジャガランタ(和名:紫雲木)が描きたくなった芽」とモチーフに選んでみたものの、日本に現物が咲く植物園がない。かなり苦労して素材を集めて描いた、とても柔らかくて明るい大作。
子どもたちに漂う蝶や鳥もメキシコ産。
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子どもの手の平に乗る青い鳥。そのクチバシにジャガランタの花芽
蟹座「観ているだけでホッとできる作品だね桜
画伯から「そういえば、この前、ラジオで杉本博司さん出ていたよ」と、話題を振られる。彼の作画中のBGMはJ-WAVETV
蟹座「直島の新しいギャラリー。カフェがまるでロスコルームのように感じたよ」と、先生の感想の受け売りを披露ペンギン
犬「オレの一番好きな画家がロスコなんだよ。DIC行った?ロスコルームには1時間もいることができる。あそこでロスコシャワーを浴びて、気分を一新させるんだ」
なるほど、アーティスト。早くまた、DICに行ってみたい車(セダン)

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京成上野から京成線1本で青砥までバス
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『熱狂のボレロ&荘村清志らによる4本のギター協奏曲』(かつしかシンフォニーヒルズ)
石田ゆり子さん特選のギタリスト・福田進一を目当てにクラシックギターコンサート。
メンバーを見ると、おいらの憧れ・荘村清志も出演とある。
おいら幼少のみぎり、クラシックギターを習っていた時代。弾きたかった『禁じられた遊び』を、難なく美しく弾くナルシソ・イエペスと荘村清志を、勝手ながら師と仰いでいた。彼のアルペジオに浸れるステージになるのだろうか。予習は一切なし。
因みに、過去のおいらは『アルハンブラの想い出』や『ドナウ河のさざなみ』を弾くことができていた。と、思われる。

ステージは予想を見事に覆し、ギターアンサンブルは1曲だけだったけれど、久しぶりの生オーケストラ。
そもそもギター4本使ったボレロを想像したけれど、全くイメージできないままのオープニングだったし獅子座

=セトリ=
ロッシーニ『歌劇「セビリアの理髪師」序曲』
ロドリーゴ『4本のギターと管弦楽のための《アンダルシア協奏曲》』
ビゼー『「カルメン」組曲から』
この組曲、拍手のしどころが掴めない。
ラヴェル『ボレロ』
的確にリズムを刻む小太鼓が素晴らしい。クライマックスは踊り出したくなるほどのフルオーケストラ。
読響のボレロを聴けて余は満足。客席唯一の「BRAVO!」を叫んでいた。

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『HIROSHI SUGIMOTO|OPERA HOUSE』(ギャラリー小柳)
先日訪廊した際にスタッフさんから「実は初日の15時に先生がいらっしゃいますよ」と、オフレコの情報を受けていた。
青砥から一路、銀座まで速度を速め、どうにか17時前にギャラリー到着。
まだ賑わう応接ルームに聞き耳を立て、一目散にパーティへの仲間入りワイングラス
杉本博司先生はあいにく、歴史学者と立て込んだお話しの最中だったけど、超絶技巧の彫刻家でグラフィックデザイナーでもある須田悦弘先生から、わざわざ声を掛けていただき、作品の説明とサイン一筆芽
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オーナーさんとの立ち話では、直島の『時の回廊カフェ』を主題に話が弾む。
蟹座「まるでロスコルームみたいだと先生が仰ってましたよ」ペンギン
猫「ロスコの10分の1にも満たないわよ手(パー)
蟹座「聞鳥庵はこれで3か所目です」
猫「2か所はいるけど、3か所行った人は珍しいわね」と、誇りあるお言葉をいただいた。
それから暫くはベルサイユ宮殿の話題。
行っておいて良かった。というよりも、行ったからこその今があるワイングラス

日曜美術館で杉本博司の私設美術館《江ノ浦測候所》が紹介されたことを、オーナーから伝えられ、先生も観ていたらしい。
放送後は、なんと開館以来最大の入館者を記録したらしい。さすがはNHK。
立花もガーシーも立ちうちできまい失恋



■<テンション上がる臨時収入>5万円があったら、「自分のため」にどう使う?ママたちの率直な気持ちは?
(ママスタジアム - 09月03日 15:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=7097147
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