ここで一つ、東北ネタを。
先に柳津(やないづ)駅のあらましから触れますと、柳津駅は気仙沼線の主要中間駅として1968年10月に開業したものですが、最初に開通した前谷地・柳津間は「柳津線」という線区名となっていました。約40年前の1977年に柳津以北の区間が気仙沼に達して全線開通となり、中間駅としての立ち位置に至っています。
が、11年前の東日本大震災に伴う津波被害のために、現在でも柳津以北の区間が不通となっており、鉄道ではなくBRTでの仮復旧となっています(それでこそ、形だけではありますが)。そして今後は柳津以南の区間で「BRTと鉄道の併走運行」をするというものですが、乗り継ぎの面倒さをなくすためと言えどもそれほどのメリットは無いとも言えそうです。
今の体制でもあまり便利とは言えないので、せめて仙台から柳津までの直通快速を運行するべきであり、途中停車駅も松島・小牛田・前谷地並びに前谷地・柳津間の各駅に設定して片道1時間16分で走破できるようにして大都会とのアクセスを確保するべきです。本数も三往復とするのが望ましいものがあります。
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