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2022年05月19日22:36

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ローカルニュース之雑談帖(その346)―パンダの食べ残しの再利用

わたくしは在関東なので、パンダと申しますと上野動物園のパンダを連想しますが、日本全体で見ますと和歌山県の白浜でのパンダの方が、頭数も多い訳で。パンダの主食が竹である事は広く知られていますが、食べ残しも結構な量になるとか。その再利用法が、イカの産卵場所の確保、だそうで。

<引用開始>

パンダ食べ残しの竹をイカ産卵床に 和歌山・白浜AW

和歌山県白浜町の人気レジャー施設「アドベンチャーワールド(AW)」で暮らすジャイアントパンダ7頭が食べ残した竹の枝葉を集めて、アオリイカの産卵床とする取り組みがスタートした。AWスタッフや地元ダイバーらが製作し、町内3漁港沖に設置。8月ごろまで観察を続け、卵が産みつけられたかどうか確認するという。紀伊半島沖では、黒潮が「ひ」の字形に南に曲がる大蛇行が平成29年から異例の長期間、続いており、海洋生物への影響が懸念されている。白浜町の地元ダイバーによると、高級イカとされるアオリイカが産卵する海藻が減っているという。県内ではこれまでアオリイカの産卵床を、備長炭の原料となるウバメガシでつくった例がある。

今回の取り組みは、AWと町の事業で、和歌山南漁協、地元のダイビングショップが協力した。初日はまず、AWでパンダが食べ残した竹の枝葉を使って約2メートルの産卵床を製作。コンクリートブロックの穴に竹を通し、30個をつくりあげた。重りとして沈める土嚢(どのう)も用意した。続いて町内の湯崎漁港、瀬戸漁港、伊古木(いこぎ)漁港の沖合で、AWスタッフやダイバーが海に潜り、それぞれ産卵床を10個ずつ設置した。産卵シーズンは春から初夏にかけてといい、8月ごろまで観察を続ける。

AW広報課の新東貴行さん(42)は「来年も産卵シーズンに合わせてこの取り組みを続けたい。また、竹の幹を使って魚のすみかとなる場もつくりたい」と話した。

<引用終了>

出典Web:https://www.sankei.com/article/20220519-QFYOVVEY6RNFNGRUPGN2VNNVRU/

アオリイカは高級食材なのだ、そうですがわたくしはイカは嫌いなのでその辺は何とも。只、イカ類の漁獲高は近年振るわないそうなので、こうした取り組みが上手くいけば良いと思う次第です。
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