mixiユーザー(id:5087127)

2021年12月14日22:35

68 view

点鬼簿之雑談帖(その202)―八奈見乗児氏の訃報

声優・ナレーターとして長きに亘って活躍された、八奈見乗児氏の訃報が伝わりました。享年90。数年前より、高齢の為に一線を退かれた後は、新しい出演作に接する機会はありませんでしたが、ケーブルテレビでの再放送等では、御馴染の謦咳を聴かぬ日はない、という程幅広くご活躍されていた方でした。

<引用開始>

声優の八奈見乗児さん死去 『ゲゲゲの鬼太郎』一反木綿や『巨人の星』伴宙太など

声優でナレーターの八奈見乗児(やなみ・じょうじ)さんが3日午後10時59分に死去した。90歳。14日に所属事務所・青二プロダクションが公式サイトを通じて訃報を伝えた。 サイトでは「弊社所属俳優 八奈見乗児 儀(享年91)令和3年12月3日 午後10時59分に90歳を以て永眠いたしました」と報告。「尚 葬儀告別式につきましては親族のみにて滞りなく相済ませました。ここに生前の御厚誼に深謝するとともに謹んでご通知申し上げます」と記した。

八奈見さんの主な出演作品は、『ゲゲゲの鬼太郎』(一反木綿)、『巨人の星』(伴宙太)、『ヤッターマン』(ボヤッキー)、『サイボーグ009』(アイザック・ギルモア)、『マジンガーZ』(弓教授)、『DRAGON BALL』(ナレーション)のほか、海外ドラマの吹き替えなど幅広く活動した。

<引用終了>

出典Web: https://www.oricon.co.jp/news/2217575/full/

わたくしが八奈見氏の謦咳に接したのは、「まんが探偵局 ディック・トレイシー」に登場した、ジョー・ヤマダ警部が最初でしたねえ。ヤマダ警部が悪い奴をとっちめる時は、相手の手や足を持って「痛いでしょ〜」、「ごめんなさ〜い」、「申し訳ない」、「許してね〜」と左右の地面に交互にバシバシ叩きつける荒業を発揮。戦後少ししての漫画化だけに、顔は当時の亜米利加人から見た、日本人のステレオタイプのちんちくりんで眼鏡で出っ歯、でありましたが、わたくしはそのギャップが好きでありました。
調べてみるとこれが日本で初めて放送されていたのは、昭和37年〜昭和38年にかけて、だそうですから今となっては遠い昔々のお話、ですねえ。

次に接したのは、「狼少年ケン」のボス狼の役。この狼少年ケンは、今考えると舞台がめちゃくちゃで、オープニングの映像ではどう見ても阿弗利加なのに、狼が出て来る、虎が出て来る、(確か)ゴリラもでてくるという代物でしたが、丁度小学校に上がる頃のわたくしは、夢中になってみたものでした。

その後は記事にあるような、数々の作品で親しく謦咳に接してきたのでありますが、残念な事に訃報に接する事となりました。謹んで故人の御冥福を御祈り申し上げたい、と思います。(写真はディック・トレイシーのジョー山田警部)
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する