mixiユーザー(id:25722248)

2021年10月08日18:54

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新幹線車両の加速性能について

  ここで一つ、新幹線ネタを。
今でこそ我が国では色々な新幹線車両が存在していますが、30年前の時点では0系と200系の2種類しか存在していませんでした。ここまで車種が雑多となってきたのも、系統ごとの輸送事情が大きく左右しているものがあり、更なる大量輸送のために全2階建編成としてMaxが誕生したり、曲線をスムーズに安全に通過できるようにアクティブサスペンションを採用した車種が誕生したりしました。
  しかし、西日本行きの系統である東海道・山陽・九州の区間の車種は加速性能が在来線並に高めに設定されている一方で、東日本筋の東北・上越・北陸・山形・秋田の区間向けの車種は未だに1.6km/h/sと低い設定となっています。E5系でさえも、従来の車種と比較してほんのわずかしか引き上げられておらず、1.71km/h/sとなっています。ただ、E6系については、在来線での起動加速度が2.0km/h/sと少し高めに設定されています。


  どうも、東日本筋の車種は高速性能重視、それ以外の区間はスタートダッシュと高速性能を両立するスタンスとなっているようです。
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