ではここで、中京圏ネタを。
あらすじですが、南大高・大府間を舞台にキハ75系の武豊快速とモハ62系の吊掛特快による熱〜い熱〜い高速バトルが展開される・・・という設定です。なお、ここでのモハ62系は元々身延線にて活躍していた車種ですが、このバトルのために改造を施し、全電動車編成・MMユニットの界磁添加励磁制御の体裁で営業速度も近年の車種と同等にしてみました。なお、笠寺・大府間に複々線化を施したことを想定してのシナリオであることを付け加えておきます。
では、凄まじく熱いバトルを御堪能下さい。
「先に南大高に到着したのはキハ75系ですね」
「でも、あとから追ってくるモハ62系は特快で、このときのために性能が強化されているから、ここで武豊快速が駅停車でもたつくとロスを抱えることになりますが・・・」
「スムーズな乗降にご協力を・・・となりますね」
「そうですね」
「おっと、ここでドアを閉めた」
「出発進行。南大高、定時」
「今スタートしました」
「後方からモハ62系来ましたよ」
「吊掛特快が来たーー!!!」
「特快、南大高通過!」
「次は、大府で御座います」
「次は大府です。武豊線はお乗換です」
「進行」
「進行」
「サイド・バイ・サイド!!!」
「見事に並行してます」
「両者とも速度は120km/hに達してます」
「この先、速度制限が無いに等しいので、あとは大府でのブレーキが全てを決することになりますね」
「少し、予見がしにくいですね」
「いよいよ共和駅に進入となりますよ」
『共和、通過定時!!』
「同時に通過だー!!」
「歓声が沸きあがっています」
「まもなく、大府に到着です」
「まもなく、大府です。武豊線はお乗換です。お忘れ物の無いよう御用意願います」
「快速、大府停車」
「特快、大府停車」
「いよいよ、大府に停車です。どちらが先に停車して『開ひ』となるのか、見ものです」
「この辺りは、運転士のブレーキテクニックもそうですが、ドア操作をする車掌との連携プレイも物を言う場合がありますからねぇ」
『停止位置よし、開ひ』
『大府到着、定時!!』
「いざ終わってみると、同着となっていました。」
「どちらも譲らず・・・という意地が、このような結果をもたらしたようなものですね」
「では、興奮冷めやらぬ大府駅にてお別れです。また、お会いしましょう」
「次の機会をお楽しみに」
お粗末!!
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