mixiユーザー(id:25722248)

2021年06月29日13:23

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そもそも「KY」とは何ぞや

 立て続けにネタを一つ。

 昨今の若者(特に中学・高校生)世代の間でよく「KY」とか「AM」とか「CB」などのアルファベット文字二つか三つにまで縮めた略語が使われていますが、若者層のいう「KY」というのは「空気が読めない」という意味合いが込められていたりします。
が、そもそも「KY」というのは正しくは「危険予知」を意味するものであり(工事現場や製造業の分野にて使われたりする)、それをいつの間にか本来の使われ方とは全く違う言い方にされてしまっていたりするのは不謹慎もいいところであり、実に不愉快です(近年の若年層からすれば「ちっ、堅物なジジイだなぁ」と思われかねないでしょうが・・・)。    
 ここで、危険予知云々のプロセスについて簡単に説明します。
1973年にこの概論が確立され、今日に至るまで30年以上にわたる伝統となっています。
一、現状把握・・・どんな危険が潜んでいるか
二、本質追究・・・危険となっているポイントはここである
三、対策樹立・・・あなたであれば、どうするか
四、目標設定・・・我々としては、このようにする
            
 これは公共交通の現場でも通じうるものがありますが、本来なら工業系や運輸業以外の全ての分野でも活かすべきではないかと思います。本来であれば我が国の民主主義議会制政党政治の分野でも、このプロセスを実践してもらいたいのですが、これがなぜかいささか始末が悪かったりします。
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