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2021年06月22日23:55

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うちはうち、よそはよそ

より深刻な問題だと思うのは、専門家による一連の提言や警鐘に「反論」がなされるわけではなく、「無視」によってことが進んでいることだ。

反論があれば、少なくともどのような考え方に基づいて決断決定が行われたのかが分かり、またそれが後世にも残る。専門家の提言に一つ一つ丁寧な応答と反論を重ね、理路をつまびらかにして正々堂々と推し進めるなら、どこで道を誤ったかも検証しやすい。

しかし、無視・黙殺では、いったい何をどう考えてことが進んだのか不明のままになり、失敗にせよ成功にせよ、いかなる検証もできなくなってしまう。オリンピックを強行すること以上に問題視すべきは、このコミュニケーションの消失である。

これは安倍政権期から続く、行政文書の廃棄・隠匿とも通底する、自民党政治の反文明的行政運営そのものだ。歴史への責任意識がないと評さざるを得ない。

■開会式入場者2万人が波紋=「別枠」、野党は問題視―東京五輪
(時事通信社 - 06月22日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6563721
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