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2021年02月16日23:50

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鉄道之雑談帖(その218)―小田急線の運転見合わせ

わたくしの現在の勤務地は海老名なので、大宮駅から埼京線(時間帯によっては湘南新宿ライン)で新宿に出て、そこから小田急線を利用して居ります。通勤時間は1時間半ほどかかりますが、幸い大宮駅からも始発電車を利用する事で、必ず座れるのでそれ程は苦になりません。

所が今日は、乗り込んだ小田急線で鼻から提灯を出し始めた所で、電車が止まって仕舞いまして。止まった所がちょうど踏切の所だったので、警報音が五月蠅いのなんの。じきに動くだろう、と嵩を括っていたら、ちっとも動きだす気配がない。「信号機故障で止まっています」とのアナウンスが度々流れますが、それ以上の知らせはなく、只管時間が過ぎていくばかり。

かなり余裕を持って出て来ているけれど、これじゃあその分の余裕分はすっかりなくなって。今すぐ運転が再開されても、遅刻となるのは必至。困ったなあと思っていると、「この電車はここで運転を打ち切ります」と、驚愕のアナウンスが。と言っても電車をバックさせるのか、と思ったら、非常用の貫通扉を通って、電車の最後部から代々木八幡の駅ホームに出てください、との事。御蔭で滅多に通る事の出来ない、小田急線車両の貫通扉を渡ってホームに出ましたが、電車が動かない事に変わりはない訳で。

ふと思い出したのが、千代田線が小田急線と相互乗り入れをする前には、代々木八幡から代々木公園までは隣接しているので、此処で乗り換えていた事。という訳で代々木八幡の駅を降り、千代田線の代々木公園駅に。電車で一駅、毎時神宮前駅は原宿駅に隣接しているので、其処で山手線に乗り換え、渋谷で相鉄線乗り入れの埼京線電車を使えば、とりあえずは海老名に出られる筈。
という訳でこの準に従って、ぐるっと遠回りになりますが相鉄線を経由する事でどうにか海老名駅に。この路線を利用するのは初めてだったので、多少わくわくしたのはわたくしが電車好きであったからにほかならず。方向が逆方向なので、ゆうゆうと座れたのは(時間が掛かったのは致し方ありませんが)、幸運でもありました。

帰って来てからニュースで確認すると、そんな呑気な旅路(という程のものでもありませんが)を楽しんだのはわたくしくらいで、小田急線沿線の各駅は人でごった返し、今日が試験日だった受験生は、とんだとばっちりだった訳で。
わたくし自身の印象では、人身事故や台風による土砂崩れ、といった事象を除いて小田急線がこれだけ長く止まるのは、余り例がない様に思います。なんでまた線路に亀裂が入ったか、良く調べて貰いたい所です。
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