学術会議任命拒否、抗議相次ぐ
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最高検の検事の人事のときもそうだが,なぜか,日本人(全てではないと期待したい)は,統帥権干犯の論理を好む傾向がある。学術会議の人選にやたら内閣が関与することは好ましくない。しかしながら,内政に関する人事権は,最終的には,内閣総理大臣が人事権を行使できないとまずい。今回も,たったの6名でしかない。戦前,軍部の暴走を内閣が止められなかったのは,統帥権干犯をたてに,軍部の人事権をもつ陸軍大臣,および,海軍大臣の人事権が首相になかったことが大きいとされる。
学術会議の人事に,総理大臣や内閣が関与することができないならば,専横を極めた戦前の軍部の暴走をゆるしたように,学術会議も暴走を許してしまうことになる。なぜか,このような制度の在り方についての議論がなされないのが非常に残念である。
個人的な考えはともかく,公の場において内閣の方針に従えない者は,政府から排除されるのは,当然。
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