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2020年09月08日23:57

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芸能之雑談帖―三遊亭金馬の襲名

現在の三遊亭金馬師匠は四代目に当たるそうでして。わたくしは餓鬼の時分の『お笑い三人組』に出演していた、当時の小金馬氏の頃からの御馴染の噺家さん、でありまして。と云っても寄席に出掛けた事はなく、テレビの画面を通じて、でありますが。その金馬氏が名跡を子息の金時氏に譲るそうです。

<引用開始>

落語の三遊亭金馬、金翁が親子で襲名

落語の大名跡、三遊亭金馬を金時(57)が襲名する。父である四代目金馬(91)は金翁(きんおう)となる。三代目は昭和期に国民的人気を誇った。その名を含む親子によるダブル襲名は、2020年秋の落語界の一大イベントとなる。

金時は「重い名前なので以前は(襲名を)断ったが、父に『卒寿を機に金馬を卒業する』と言われて、荷物を下ろさせてあげるのも親孝行だと思った」と、決意の理由を話す。金時によれば、大衆に広く愛された三代目金馬は「名人中の名人」で、父は「バラエティーも芝居もできる器用な人」。対して自らは「不器用です。でも先日、(柳家)小三治師匠に『おまえはおまえの(五代目)金馬を作ればいい』と言われて気が楽になった」という。

一方、父の四代目金馬は昭和の頃、NHKのバラエティー番組「お笑い三人組」で人気者となり、映画やドラマでも活躍した。入門は1941年、12歳のときだ。2020年で79年になるキャリアは、落語界では現役最長となる。

四代目は「先代(三代目金馬)から、お笑い三人組は一生やるわけにいかない。死ぬまでやれるのは落語だよとさんざ言われたが、その通りだった。今、一番楽しくて、死ぬまでやっていこうと思うのは落語」とうれしそうに話す。また、若い頃を振り返って「空襲でサイレンが鳴って、落語を中断する時代を生きてきたけれど、今の方がたいへんかもしれないね。ウイルスは、爆弾以上に、どこから来るか分からない」と、冗談交じりに言う。

2人の襲名披露興行は9〜11月に東京の寄席で開催される。9月21〜30日の鈴本演芸場を皮切りに、新宿末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場と続く。すべて昼席。金翁は、各会場の初日と中日に出演予定だ。

<引用終了>

出典web:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63391290T00C20A9BE0P00/

『お笑い三人組』の主役を務めていた、一龍斎貞鳳氏、江戸屋猫八氏も既に幽明を異にして居られ、金馬氏が唯一御存命であり、毎度の事ながら歳月の流れを感じずにはいられない所。どうか金翁師匠としての、末永い御活躍を祈念したいものであります。

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