最近の精進

自我を持たない、という状態が、
聖人の指針だ。阿羅漢の指針。
自我は、瞑想で除ける。
私は三日この状態だった。
正見は無常無我。
これは、日常に還ってしまう、というもの。
涅槃もないと思えた。
無常無我以外、捨ててみるのを試みた。
そこに四諦や十二因縁などがあった。
自然と、そう導いた。
縁起によるもの、苦である事、その原因を滅する事、
四苦八苦の諸因を滅するのだ。
放射状態になる。今日は腰を据えて、寝ないほどにやってみたのだ。
結果、寝られると思うが。
不浄というのが、よく分かってなかった。個人的なことだが。
それに夢は妄想である。現実感も妄想のようなものである。
ここに、だいぶ止まる感じがあった。
全てかどうかは分からないが、大きなものをどかせたのだろう。
無我の生き方は、聖なる生き方だが、
それは、死もあり、死もない。
苦しみもあり、苦しみもない。
般若心経である。空であり、実体無い。
正見の道は、そう答えを出す。
生に再び帰らないのだ。
日々の精進の果てに涅槃があるのだ。
この道の至りに、涅槃があるのだ。
涅槃とは、浄寂光土だ。