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2020年03月26日11:54

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PCR検査のあおりで残念だったこと

■正しく知るPCR検査 「非感染の証明求め病院へ」ダメ
(朝日新聞デジタル - 03月25日 09:43)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6021284

小池知事などの発言等により,マスゴミの”検査,検査”の煽りや,”わざと検査しない”などの陰謀論が再燃しています。

残念なのは,PCR検査について,マスコミに出てくるお医者さんや厚生官僚が,エンジニアや統計数学に詳しい人(高校の数学の先生を含む)を,自分たちの味方につけるような態度があまり見られないことです。当然,そうでない,お医者様も多数おられるとは思いますが。

テレビでの「医師の発言」などで,”お前らは良くわからんかもしれんが”みたいな態度が見られれすので。本来は,少しでも統計数学を学んだ人が理解できるように,たとえば,

皆さんが,中学や高校での数学でならった統計数学を思い出してください。そのなかに,検定というのがあったと思います。。PCR検査は,統計数学での検定に当たります。PCR検査では,統計数学でいう所の第1種の過りが”偽陽性”に当たり,第2種の誤りが”偽陰性”に当たります。通常は,検定では 誤り率は,5%未満をめざします。ところが,PCR判定では, 誤り率が30%にまで達してしまいます。これは,PCR判定法の原理によるもので,検定の元となるプライマーを慎重に設定しても,どうにもならないのです。

というような説明ほしいのですが,この説明がないのです

このような説明があれば,高校の数学の先生でも,生徒さんや周りの人たちを説得できるのに,と思っているからです。私も,センシングにおいて,統計数学を活用したのですが,閾値判定や類似度判定(PCR検査におけるプライマーに相当)において,誤警報(擬陽性),検出見逃し(偽陰性)の低減には,苦労しました。それにもかかわっらず,残念ながら,お医者さんが上記のような説明をしてくださらない方がおおいので,エンジニアの私が上記のような話ををしても,周りの人にきいてもらえないのです。

マスゴミの”検査,検査”の煽りや,”わざと検査しない”などの陰謀論に対処するためには,色々分野の方々の協力を得て,流布している誤解や陰謀論を解消する必要があると思います。
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