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2020年03月11日11:55

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工学で用いられた言葉(検出確率,検出見逃し確率誤警報確率)を用いた方が分かりやすいのではないか?

■新型コロナで心配なこと上位に「悪質なデマ」 「みんな冷静に対応して」という声多数
(キャリコネ - 03月09日 14:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=6002178

新型コロナの検査方法について誤解があるような気がします。新型コロナの検査方法は,1 or 0 がはっきり出るような単純な判定方法ではなく,いわゆる統計的な検定方法となります。TV等のマスゴミではゴチャゴチャいっているようです。

工学では,,第1種誤り,第2種誤りだと,直感的に分かりにくいので,下記のような言葉を用いています

検出確率: コロナの検査の場合,コロナに罹っている人が”陽性”となる確率。

検出見逃し確率; コロナの検査の場合,コロナに罹っている人が”陰性”となる確率。

誤警報確率:コロナの検査の場合,コロナに罹っていない人が”陽性”となる確率。

お医者さんや医療関係者が,第1種誤り,第2種誤りというタームを用いられることは一向にかまいませんが,一般の人に説明するときは,上記の工学で用いられた言葉(検出確率,検出見逃し確率誤警報確率)を用いた方が分かりやすいのではないかと思います。

なお,検出確率と誤警報確率は,お互いにトレードオフに関係にあり,,検出確率=100% & ,誤警報確率=0%を同時に達成することはできません。検出確率を大きくすると,誤警報確率も大きくなります。

コロナの検出確率は,あまりよくなく,一説によれば,40%くらいと言われてます。これは,誤警報確率を低くするためには,やむをえません。

工学では,このような場合,1点ではなく,複数回の判定を行って,検出確率を高めています。これは,コロナの場合,複数回のテストを行うことを意味し,手間とコストを考慮すると,そう簡単に行えるものではありません。


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