本当はもっと早く、夏には駆けつけたかったオハヨウ劇場。
昨年10月には『君らしいを新しく』と『好き嫌い』を立て続けに観賞したというのに、現在公演中の最新作『愛こそすべて』はまだ観ていない。今年最後のステージは今日の朝9時30分。
といっても、今年の楽日ということで作品の上演はなく、出演者によるフリー・トークのみ。それでも、それはそれで楽しそうだと茅場町のカフェ・サルバドーレに駆けつけた。
参加者は四十人超えの満席、男女比は女性9割、平均年齢は40歳といった印象。劇団側は12人おられたが、ほかに4人ほどおられるらしい。
1時間半ほどのうち、自己紹介ならぬ他己紹介だけで1時間以上かかったが、元芸人が3名もおられるだけあって、誰かの発言に鋭いツッコミがあったりして、ちょっとした即興コントのように楽しめた。
最後に主宰者の右近さんが挨拶した。
「お客さんが二人しかいないときもあって、正直、いったい自分は何の役に立っているのだろうと思うこともありました。それでもサルバドーレさんが理解してくれて場所を提供してくれ、仲間たちに助けられて、ここまで続けてこられました」
途中、声を詰まらせながらそう語った。もらい泣きしているメンバーもいた。
ぼくはこれからも右近さんとオハ劇を応援しようと誓った。
ところでオハ劇の公式サイトに「Nippon朝女芝」のバナーを発見したのですかさずクリックすると、女優によるオハ劇が今月立ち上がったことが判明。すでに第一回公演『My PLace』が始まっていた。
来年はますますオハ劇が楽しみである。
ご興味のある方はどうぞ。
http://ukonyoshiyuki.moon.bindcloud.jp/cn8/ohayogekijyo.html
http://ukonyoshiyuki.moon.bindcloud.jp/cn8/asajoshi.html
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