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2019年12月02日17:13

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『ドリーミング村上春樹』と川越スカラ座

『ドリーミング村上春樹』は公開前から絶対に観ると決めていた映画なのに、気がつけばそろそろ公開も終わりかけていた。DVD化されるかどうかも分らないので、意地でも駆けつけなければならない。
 インターネットで調べたら、ぼくの生活圏で観られる最後のチャンスは川越スカラ座だった。
 川越スカラ座。いつ閉館になってもおかしくないボロボロの映画館であることは知っていた。そして映画ファンとして一度は足を運んでおきたいとも思っていた。公式ツイッターには「明治38年に寄席として始まり、昭和15年に映画館に生まれ変わりました。名画座ではありません」と書かれている。恐れ入るしかない歴史である。
 どうしても観たい映画が行ってみたい映画館で上映されるなんて願ったり叶ったりである。
 映画は上映時間一時間という短いドキュメンタリーだが、無駄に長い映画よりまとまっていて好感を持てた。
 もう何年も映画のパンフレットを買うことはなくなっていたが、先日参加したメッテ・ホルムさんと室井滋さんのトークショーの様子が詳細に書かれていたので買ってしまった(800円)。
 映画も楽しませてもらったが、昭和にタイムスリップしたような体験もさせてもらった。大満足である。
 それはともかく『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』という映画のチラシをもらった。こんな重要な映画が存在することすら知らなかった。川越スカラ座で上映されているようだが、都合をつけることは不可能。DVD化を切に願っている。
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