ヒップスター４

ノーマンロックウェルのアメリカともエドワードホッパーのアメリカとも、マークトウェインのアメリカともウォルトホイットマンのアメリカとも違うアメリカを、ハーモニーコリン或いはスパイクジョーンズに求めたけれど、通底するとこアメリカ一緒だ。いいね





　　　　　　　　　　　　　　　Snowballs



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　I'm Here




愛という言葉が明治時代にできたとすれば、疎外や孤独もそのころできたのではと思う。そもそも日本人はその概念が先立つ前に、それらをどう感情づけしていたのか、言葉としてあったのか。今で感覚するのとは似ていながらも違うはず。アメリカ映画における感覚を論考していても、日本人自体が分からないので、それが自分のなかの（そして誰しものの）世界ふしぎ発見なんだろうな、とはなる。


疎外や孤独はアメリカ人が常にしょってるもの、だからロックウェルもホッパーも愛されるのだと思う。そして日本人が漢字として知る疎外や孤独とは違うエモーション’（厳密に渋谷のハロウィーンとアメリカのそれとの違いぐらい似て非なるもの、というか全く違うもの）が基本、ロックウェルにもホッパーにも、トウェインやホイットマンにも、そして言わずもがなにもアメリカの作家スパイクにもハーモニーにも表さられている。