mixiユーザー(id:5087127)

2019年10月26日00:23

46 view

ローカルニュース之雑談帖(その261)―多摩川氾濫の遠因

台風崩れの温帯低気圧の影響で、千葉はまたもや大雨に見舞われ、再び大きな被害が。他にもあちこちで川が溢れて、大変な事になって仕舞いました。これより前の台風19号で多摩川が氾濫して大変な事になっちまいましたが、こちらはまた別の要因があった様で。

<引用開始>

住民の合意難航…50年以上、無堤防状態 多摩川氾濫の東京・二子玉川

台風19号の大雨で多摩川が氾濫し、市街地が浸水した東京都世田谷区の二子玉川地区について、昭和41年に国の堤防整備計画が立てられながら、住民の合意形成が難航して50年以上にわたり一部で無堤防状態が続いていることが、国土交通省への取材で分かった。現在も、最大規模の洪水を想定した高さの堤防が完成する見通しは立っていない。

 台風19号では、二子玉川地区で少なくとも340棟(23日時点)の浸水被害を確認。同地区には約300メートルにわたり堤防が整備されず、土嚢(どのう)が積まれただけの無堤防区間があり、その区間から水が流れ込んだ。 同省京浜河川事務所によると、堤防整備計画がスタートしたのは昭和41年。しかし住民の反対などから計画は十分に進まず、平成13年に住民参加型の治水事業をうたった改正河川法に基づく「多摩川水系河川整備計画」へと引き継がれた。

同地区は景勝地としても知られ、戦前から堤防整備に反対する声が強かった。昨年、国が開催した住民との交渉の場でも、住民側から「自然環境を大切にしたい」「何百年に一度起こるかどうか分からない河川氾濫を心配しすぎるのはおかしい」「マンションの資産価値が下がる」などの意見が相次いでいた。

整備計画では、住民の理解が得られやすいように、まず最低限の高さの暫定的な堤防(暫定堤)を築いた後、交渉を続けてより防災性の高い正規の堤防に再整備する2段階方式で進められている。26年には、堤防がなかった約1キロのうち、地盤が低く水害の危険性が高い下流側の約600メートルに暫定堤が完成した。残りの無堤防区間でも今年6月、住民から暫定堤への同意が大枠で得られ、堤防の設計に着手したところだった。ただ、暫定堤は14・5メートル前後の最低限のもので、過去の記録を踏まえると越水の恐れがあるため、国は16メートル前後の正規の堤防が必要と訴える。しかし、正規の堤防を整備するには家屋の移転などが必要となる。整備計画は一連の事業を遅くとも13年からの30年間で終えるとしているが、「完了時期は見通せない」(国交省関係者)のが実情だ。

東洋大の及川康教授(災害社会工学)は「今後起きうる水害が台風19号を上回る可能性は十分にある。河川付近の住民は自覚的に情報を収集し、氾濫が起きうる場所で暮らすという『覚悟』を求められるようになるだろう。行政は被災リスクを分かりやすく提示し、住民との丁寧なコミュニケーションを行っていくほかない」と話している。

<引用終了>

出典Web:https://www.sankei.com/affairs/news/191025/afr1910250052-n1.html

i以前田園都市線に乗って、二子玉川の駅を通る度に、駅周辺に堤防らしきものが見当たらない
事を不思議に思っていたものですが、成程ねえ。「ケイカンガー」「シサンカチガ−」と寝言を垂れ流していた面々には、自業自得という言葉しか思い浮かばないわたくしは、根性が悪いのでありましょう。気の毒なのは、煽りを喰って、実際に浸水等の被害を被った方々、でありますね。

個人的にはわたくしは、市民活動家と称する面々が何事によらず大嫌いでありまして。「何とかを考える会」とやらが、まともであった事は(以下自粛)。単に自分たちの(以下自粛)。自分勝手な(省略)を、さも尤もらしく(以下自粛)。これで何か被害でも出ようものなら、「クニノギョウセイガー」と(以下自粛)。

大体こうした公共事業(何等かの犠牲―立ち退きと云った―を必要とする)に、ああでもない、こうでもないと、結果としてトンデモナイ結果を引き起こす、反対運動(と称するワガママ)を重要視される様になった元凶は、嘗て革新都政等と持て囃された、故美濃部都知事の頃からではなかったか、と。
コヤツが羽田の拡張案をぶっ潰した所為で、成田なんぞという遠い所までえっちらおっちら出掛けなければ飛行機にも乗れず。またこっちはこっちで、今尚当初の計画通りの敷地が確保できず(これも反対運動とやらのとても有難い産物)。で、時間が経過してみれば何のことはない、羽田はバンバン拡張されて(当時は羽田沖の漁業従事者の漁業権を、という話だったのが、今や漁業権自体が何処かへ行ってしまった様な有様)。

昔話はさておいて、こういう鼎の軽重の判断も出来ない連中が、一丁前の顔をしてしたり顔で(以下自粛)。それでトンデモナイ結果になっても、自己責任、としか言い様があるまい、と思うのでありますが、何故か人の所為にする理屈を考案する業『だけ』は(以下自粛)。
まあこれからは、治水等の公共事業も幾らか通りやすくなるであろう、とは思いますがではと言ってすぐ出来上がるものでもなく(予算等の話を別にしても)。何とか大被害を齎す様な事態が、少なくても10年程は起きない事を祈りたいものですが……
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する