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2019年10月20日22:28

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歴史之雑談帖(その241)―航空母艦加賀の船体発見

一月ほど前に旧帝国海軍の重巡洋艦最上の船体を発見した、御馴染ポール・アレンのチームですが、今度はミッドウエー海戦で沈没した、日本の四空母のうち加賀のものとみられる船体を発見したそうです。ううむ、よく見付けますねえ。

<引用開始>

旧日本海軍空母「加賀」ミッドウェー沖の深海で発見 米チーム

先の大戦で戦局の転換点となったミッドウェー海戦(1942年6月)で撃沈された旧日本海軍の大型航空母艦「加賀」の船体が、北太平洋のミッドウェー環礁沖の水深約5400メートルの海底で見つかった。世界各地で沈没船の探査を続ける、米IT大手マイクロソフトの共同創業者、ポール・アレン氏(故人)が設立した財団の調査チームが発表した。加賀は41年12月の真珠湾攻撃に参加したのを手始めに、連合艦隊の主力空母として活躍したが、ミッドウェー海戦で米空母エンタープライズから発艦した数十機の急降下爆撃機によって撃沈された。

調査チームは、約6千メートルまで潜水できる無人探査船「ペトレル」を使って加賀を撮影。船体は直立した格好で海底に鎮座していたが、飛行甲板はほぼ失われていた。調査チームは、同海戦で加賀と共に沈没し、まだ所在が判明していない空母「赤城」「蒼龍」「飛龍」と重巡洋艦「三隈」についても引き続き探査を続けるとしている。米国では来月8日に同海戦を題材にした劇映画「ミッドウェー」が公開予定。加賀の発見も相まって、同海戦に対する注目が改めて高まる可能性がある。

ミッドウェー海戦では、日本軍がミッドウェー島の攻略を狙ったものの、暗号解読で日本側の動きを事前に察知した米海軍が空母3隻による先制攻撃で日本の空母部隊を壊滅させた。

<引用終了>

出典Web:https://www.sankei.com/world/news/191019/wor1910190020-n1.html

この記事を読むと、加賀は随分深い海底に沈んでいるのでありますね。タイタニック号が3600メートル、ビスマルクは4700メートル、と言いますからさらに1000メートル近く深い海底に眠っている訳で。
他の三空母や最上と衝突して炎上した三隈も探索する、との事ですから結果が楽しみ。前にも記しましたが、日本側の記録では詳細不明な重巡筑摩や、同じく空母の信濃の船体の捜索にも、取り組んでもらいたいものです。
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