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2019年10月19日23:59

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鉄道之雑談帖(その193)―北陸新幹線の御難

近年上陸した台風としては、甚大な被害を生じせしめた台風19号。あっちこっちで川が溢れたり、堤防が決壊したりと大変な事に。そういえば数年前、「コンクリートから人へ」であるとか、「脱ダム宣言」とか、耳ざわりの良いキャッチ・フレーズを並べて、一世を風靡した御馬鹿がいた様な。この一派の御蔭で、拵えなくてもよろしい、なんてお墨付きのあった多摩川の、多摩川の堤防のなかった部分から水が溢れ、周知の様に二子玉川界隈は大変な事に。

脱ダム宣言、なんて威勢の良い言葉を真に受けて、何処ぞのお調子者を知事になんかしちまった某長野県は、千曲川が溢れて北陸新幹線の車両基地迄水が溢れ、これまた大変な事に。どうにかミミズは引いた様ですが、水を被った新幹線車両は大変な事になっているとか。嗚呼。

<引用開始>

北陸新幹線ダイヤ復旧、年内困難 車両足りず、年末年始に影響も

台風19号の大きな被害が出た北陸新幹線は、年内に元のダイヤに戻るのが困難であることが19日、JR関係者への取材で分かった。10編成120両の浸水による車両不足に陥っており、年単位の時間がかかる新規製造や、上越新幹線の同種車両の振り替えでは、被災前の輸送力に達しない。20日で浸水被害から1週間。年末年始の帰省やUターンでも、旅客需要を満たすことはできず、影響は長期化しそうだ。長野市の車両センターで浸水した車両は電気系統の重大被害などのため、JR東は一部を再利用するか、新たに車両を製造する方向。製造には通常、発注から受け取りまで2〜3年かかるという。

<引用終了>

出典Web:https://this.kiji.is/558258773512078433

別の記事によると、この車両センターは、格別地面の低い所に拵えた訳でもなく。幾らかは盛り土をした上に拵えられていた様ですが、溢れた水の量がトンデモない量だった、という事でしょうか。また別の記事によりますと、車両の床下には電気関係の機器がびっしり搭載されていて、それが水を被ったとなると、恐らく廃車にするしか手がないのでは、との事。

エライ事になりましたねえ。一世を風靡した御馬鹿共は、自らの不明を詫びる処か、壊れたレコードの如く「アベガー」とかわめき散らしているとか。気楽な商売があったものでありますな。まあこうした御馬鹿に便乗して(以下自粛)。ともあれ、そうそうに対策が講じられる事を祈って止みません。

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