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2019年08月12日23:26

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科学技術之雑談帖(その33)―スーパーコンピュターの後継機

日本のスーパーコンピューター、と言えば京が良く知られて居りますが、スーパーコンピューターの世界も技術は日進月歩の様で。現在京の後継機として、開発が進められているスーパーコンピューターは富岳というのだそうでして。何も大東亜戦争当時の、計画倒れに終わった重爆撃機の名前を引っ張りだしてこなくても(尤もあちらは『富嶽』でありますが)、と思うわたくしは頭の構造に何か問題を抱えているのでしょうか。

<引用開始>

後継機「富岳」性能100倍 利便性、省エネ重視

スーパーコンピューター「京(けい)」の後継機である「富岳(ふがく)」は、理化学研究所と富士通が令和3年の運用開始を目指して開発中だ。開発費は国費だけで1100億円に及ぶ。計算性能は京の100倍に向上するが、京と違って世界ランクでの首位が目標ではない。単純な計算速度よりも、利用者の使いやすさに重点を置いている。京を使うには専用のプログラムを開発する必要があったが、富岳は既存のソフトウエアを使えるように工夫を凝らす。富士通の清水俊幸統括部長は「プログラムの手間は最小にして、利用者には研究そのものに力を注いでほしい」と話す。

健康長寿社会の実現や防災、エネルギー問題、産業競争力の強化など9つの重点分野を設定。これらの分野で使われているソフトウエアが、京に比べて100倍の速度で動くようにすることを目指す。京で1年かかる問題が数日で解けるようになると期待される。京が得意としたシミュレーションだけでなく、ビッグデータや人工知能(AI)などにも活用分野を拡大。性能が100倍でも、消費電力は3倍程度に抑えることも目指している。

富岳の開発は、日本がスパコン開発を通じて培った半導体などの関連技術を継承し、国際競争から脱落するのを防ぐ狙いもある。

<引用終了>

出典Web:https://www.sankei.com/economy/news/190811/ecn1908110006-n1.html

最初見出しを見た時は、先ほども述べた様に何か航空自衛隊で使用する、航空機材のネーミングか、と思って仕舞いましたが、最近海上自衛隊の方で、往年の帝国海軍の艦艇名が復活しているので、富岳の次の後継機には(大和を持って来るのは、もう少し先でも良いと思うので)軍艦系ならば『扶桑』か『山城』、航空機系なら『震電』にしてもらいたい、と勝手な妄想を抱いてしまうわたくしは、矢張り危ないのでしょうか。

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