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2019年07月26日22:12

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《アート》ミュシャとウナギむしゃむしゃ食べ比べ

土用ウィーク。
水曜日。シアターコクーンの鑑賞前に東急本店で老舗・日本橋伊勢定。
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土用をはさんだ1ヶ月は予約御法度、メニューも重箱と丼に限定され、うなぎ懐石は外される。
5段階の上から2つめ「桜」。
日本橋の様子が描かれた重箱は老舗の風格が漂ってくる。
うわ蓋を開けると、タレのかかったご飯が見え隠れ。5段階の5にすればよかったと、贅沢な後悔。
ご飯の量がうなぎの肉厚と同じぐらい。つまりは少なめで、これは好印象。
焼き目がしっかりついた固めの味は、焼き手の苦労を感じない。
コスパは店のブランド代が加味されているのか、渋谷松濤の場所代か。★4.

金曜日。川崎に産まれ育ったものにはうなぎ=大沼。
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気持ちの中では伊勢定との食べ比べの気持ちが沸いていたが、重箱が並べられうわ蓋を取れば、見ただけで王者の風格。麻布の名店でさえ、尻尾を巻いて逃げていく。
オーダーは5段階の最上層「特上」。
これで伊勢定の「桜」と、ほぼ同額ドル袋
焼いたり蒸したりしているのだろう。類を見ないふわふわ感が、大沼うなぎの持ち味。涙さえ溢れてくる。
焼きが軽いので川魚のドロ臭さを苦手とする人にはお薦めできないが、未だに川オスうなぎランキング・第1位は揺るがない。★5.

アートアートレビューアート
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いつぞやの新美のミュシャは凄かった。
日本人のミュシャ好きは、まるで若冲好きにさも似たり。
もはや都市伝説となったハイクラウンの呪い。
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花より団子だった洟垂れ小学生時代。
パチンコ屋から帰ってきた父が抱える茶色の紙袋を誰よりも早く手に取って、ハイクラウンチョコレート青を探しあてる。
赤は姉に、黒は兄に上げていたろうか、それとも色を気にせず一人でむしゃむしゃとチョコレートかじっていたのか。
いずれにしろ、ハイクラウンに入っていた小さなカード。きっと、これがミュシャだった。
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多くのおじさん、おばさんの夢はこれで崩れていく。どうやら、ミュシャの言葉は一つもない。
ということは、一つも書いていないのか。
それが事実であったとしても、おいらの少年時代のチョコレートのおまけは、いつでもミシャカード。
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シンボリックな『黄道十二宮』。バックに浮かぶ円環と彼女の髪の毛がコラボしてのQちゃんスタイル。ミュシャ=Qちゃんを知ると、もっと愉しく見えてくる。
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展覧会ではミュシャに影響を受けた海外作家や日本人漫画家の作品も展示中。
少女漫画のほとんどを知らないので「走る美術館おやじ」を気取ってみたが、海外アーチストのコーナーで見つけた『ジーザス・クライスト・スーパースター』のポスターに武者震い。
目の前に監視のおばちゃんがいようが構わずスマホ。擬音も使わず「カシャ」で1枚。会場中に響き渡る。
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ブタ「写真撮影は禁止。写した写真は削除してください」に、目の前で削除したけど、
『最近削除した項目』から助け出せば、ジーザス復活の日。

Bunkamuraには1階外廊にギャラリーを見つけることができる。
時間はまだある。
即販展示だけど、金持ちの顔を作り、団子より花。
たまに値段を観ながらでも、営業さんを寄せ付けなければ大丈夫指でOK
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有元利夫の作品が居心地いい。
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奈良美智+杉戸洋『Untitled』
惜しくも売約済で観られはしないが、値段をみて驚いた。プライスさえ忘れてしまう。
偉くなったもんだ、美智さん
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マイベストがこれ、デュフィ 。
ところでリトグラフやシルクスクリーンとはいえ、これだけの名品が並んでいるのに、ミュシャに来ている人たちはほとんどこちらへやってこない。
きっと、ラッセン=ヒロヤマガタ商法にひかかった人びとのトラウマなのだろう。



魚7月27日の「土用の丑の日」うなぎ食べる? → 57%が「食べない」と回答
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5722612
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