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2019年06月18日23:29

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新譜之雑談帖(その570)―ヴァインベルガー管弦楽作品集

ヴァインベルガー、という作曲家についてわたくしの知る所は極めて少なく。カラヤンがフィルハーモニア管弦楽団と録音した、プロムナード・コンサートと題するアルバムに収録されている、『バグパイプ吹きのシュワンダ』の序曲の作曲者、という事のみ。しかしこの曲、楽し気な雰囲気が色濃く感じられて、割にお気に入りの曲の一つ、であります。最近になって、この歌劇の全曲盤が発売されたりしていますが、この作曲家の管弦楽曲集が出る、との告知が。

告知に記載されている略伝で初めて知ったのですが、この作曲家は米国に亡命したものの、その地では余り受け入れられず、自殺という形で生涯を閉じた、悲劇的な作曲家だったそうで。今回カール=ハインツ・シュテフェンス/ラインラント=プファルツ州立フィルという組み合わせで音盤が出る、との事でおや、と思ったのですが、これに先立ってゲルト・アルブレヒトも管弦楽曲集を録音している、という事を初めて知った次第。

この音盤が呼び水になって、色々とヴァインベルガーの音盤が出て来ると面白いのですが、さてどうでしょうか。
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