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2019年05月04日22:13
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《2019両毛3》藤花満開、人間満載
10連休終焉まであとわずか。
早く終わって「空いている平日」を取り戻したい。
（承前）
https:/
ワイフさんを連れ添って美術館に行くことは、まるで半ズボンのキリスト教徒を嘆きの壁に連れて行って祷らせるような愚行だが、それは令和一の名ガイド（自称）オスカーさん。エスコート先にぬかりはない。
電車の待ち時間も無駄になるので、足利学校からタクシーで8��
目的地へ2�劼鮖弔靴燭箸海蹐脳絏室崟�ともに渋滞が目立ってきた。
たかが栃木のくせに。
運転手さん曰く「フラワーパークの駐車場までは大渋滞が続いていて、地元の人も出掛けられないほど大迷惑だそうです。フラワーパークからタクシーを呼ばれるときは2時間かかります、と答えてますよ」と、やれやれな気分。
確かに、対向車のドライバーたちもお疲れの様子が見て取れる。
こちとら、無駄な時間はお断り。TPOすら自分には必要ない。
ちなみに、ここでいうTPOは「タバコ」「パチンコ」「お酒」のこと。
スマホナビを開いてタクシーの運転手さんに迂回路を指示。生活道路をショートカットして、渋滞を抜けて第一の目的地に16時10分、ほぼ予定通りに到着した。
《栗田美術館》
戦後、衆議院議員を3期務めたほどの地元名士・栗田英男氏が創設した個人私設美術館。
美術館の敷地は、おいらの豪邸のおよそ5倍以上となるおよそ30,000坪。
１つ、２つの山を切り開き、荘厳な黒塀造りの展示館がいくつか聳えている。
展示品は伊萬里・柿右衛門・鍋島を所蔵する、世界屈指の陶磁美術館。
こんなところに、よくぞワイフさんを連れ込んだものだと言うになかれ。
実はここ、陶器や骨董、和装などが好きなフレディ・マーキュリーが来日時にお忍びでやってきていた和の美術館。
特に映画が公開され、テレビでQUEENスペシャルが放映されるにつれ、聖地訪問のファンがここを訪れているという。
その証拠に展示室の入り口にフレディの記念写真が飾られ、受付のおばさんが「リクエストすればこの写真をバックに記念写真撮りますよ
」と声を掛けてくれる。
ワイフさんはいつものように「走る美術館妻」を演じていたが、記念写真についてはしっかりとお願いして何枚も撮ってもらっていた。
想像以上に展示室を抜けるスピードが速かったため、予定時間を消化できずに栃木珈琲を味わった。その美術館内カフェにも、QUEENのジャケットとフレディの記念写真。
驚いたのはミュージアムショップでの一件。
レジそばで売られていたテレイドスコープ（万華鏡）。
「これ、同級生が作ってる作品です
」
勝手に自慢。
「うちを担当している物販の営業さんが持ってきたけど、評判が良くてたまに売れてますよ
」
と、心地よい答え。
栗田美術館の誰もが親しみやすい従業員さんたちでした。
ワイフさんも満足。焼き物の一つもまともに観ちゃいないけど。
さて、腕時計を覗くと17時30分を10分ほど過ぎていた。
栗田美術館の周辺道路は依然として１ｍ動くのに10分を要する牛歩の車両が連なっている。
美術館から歩いてわずか5分
あしかがフラワーパーク。ゴールデンウィーク中に満開となる藤の花たち。
大行列を覚悟していたが、入場券売り場はスムーズに流れ、イヤらしいことにスーベニアショップを通過してからパークに入る。
ちなみに通常時は300円〜1000円程度の入園料は、藤の咲き具合にて料金設定が変わっていく。ゴールデンウィーク中は当日朝7時に料金が決定され、MAXで1,800円。
ただ、17時30分を過ぎるとナイト料金となって1,500円。
ホームページで200円クーポンを捻りだし、結局1,300円
駐車場の大混雑と、団体バスの品評会のようなクソ台数と、前面道路のクソ渋滞。
その観光客たちが一切の入場制限なしに次々とパークに入り込んできて、パーク内はクソ人だらけ。さらに、正門・西門と2つの入場ゲートがあるため、導線が複雑に入り組んであっちから人が来たり、こっちから人が来たりと大混乱。
さらにさらに、インバウンドの人たちがおよそ「5割以上」（ワイフさん談）も来てるので、自撮り中国人たちが立ち止まり更なる渋滞を引き起こす。
ネモフィラのひたち海浜公園は入り口から、ほぼワンウェイで出口へ向かえるので多くの人が訪れても滞留感がほとんどなく快適だが、ここあしかがフラワーパークの運営は、地元住民の不満とともに、かなりあれだ。
世界最高に美しくライトアップされた大藤を堪能できたことは我が夫婦とも大感動なんだけど「ここは1回来れば十分だよね」は、やはり2人とも同様の感想であった。
ゴールデンウィークのミニトリップは、19時10分、昨年新設されたJR両毛線あしかがフラワーパーク駅からJR足利駅へ向かい、東武線→JRのルートで無事、22時30分に帰宅した。
ちなみに、反対側。両毛線で小山駅方面へ向かう人たちは入場制限をくらって大行列。
20分に1本の列車に乗れない人々のストレスを思うと、同情を禁じ得ない。
それよりも自家用車でやってきた人々は、いつになったら駐車場を脱出できるのやら、10連休の人たちは、いろいろとご苦労なことである。
両毛日記、これでおしまい。
ちなみに《両毛》とは上の毛、下の毛のことである。
■新天皇の一般参賀が”平成”超え 雅子皇后は「完全復活の予兆」 外国人記者も殺到
(AERA dot. - 05月04日 19:25)
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早く終わって「空いている平日」を取り戻したい。
（承前）
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ワイフさんを連れ添って美術館に行くことは、まるで半ズボンのキリスト教徒を嘆きの壁に連れて行って祷らせるような愚行だが、それは令和一の名ガイド（自称）オスカーさん。エスコート先にぬかりはない。
電車の待ち時間も無駄になるので、足利学校からタクシーで8��
目的地へ2�劼鮖弔靴燭箸海蹐脳絏室崟�ともに渋滞が目立ってきた。
たかが栃木のくせに。
運転手さん曰く「フラワーパークの駐車場までは大渋滞が続いていて、地元の人も出掛けられないほど大迷惑だそうです。フラワーパークからタクシーを呼ばれるときは2時間かかります、と答えてますよ」と、やれやれな気分。
確かに、対向車のドライバーたちもお疲れの様子が見て取れる。
こちとら、無駄な時間はお断り。TPOすら自分には必要ない。
ちなみに、ここでいうTPOは「タバコ」「パチンコ」「お酒」のこと。
スマホナビを開いてタクシーの運転手さんに迂回路を指示。生活道路をショートカットして、渋滞を抜けて第一の目的地に16時10分、ほぼ予定通りに到着した。
《栗田美術館》
戦後、衆議院議員を3期務めたほどの地元名士・栗田英男氏が創設した個人私設美術館。
美術館の敷地は、おいらの豪邸のおよそ5倍以上となるおよそ30,000坪。
１つ、２つの山を切り開き、荘厳な黒塀造りの展示館がいくつか聳えている。
展示品は伊萬里・柿右衛門・鍋島を所蔵する、世界屈指の陶磁美術館。
こんなところに、よくぞワイフさんを連れ込んだものだと言うになかれ。
実はここ、陶器や骨董、和装などが好きなフレディ・マーキュリーが来日時にお忍びでやってきていた和の美術館。
特に映画が公開され、テレビでQUEENスペシャルが放映されるにつれ、聖地訪問のファンがここを訪れているという。
その証拠に展示室の入り口にフレディの記念写真が飾られ、受付のおばさんが「リクエストすればこの写真をバックに記念写真撮りますよ
」と声を掛けてくれる。
ワイフさんはいつものように「走る美術館妻」を演じていたが、記念写真についてはしっかりとお願いして何枚も撮ってもらっていた。
想像以上に展示室を抜けるスピードが速かったため、予定時間を消化できずに栃木珈琲を味わった。その美術館内カフェにも、QUEENのジャケットとフレディの記念写真。
驚いたのはミュージアムショップでの一件。
レジそばで売られていたテレイドスコープ（万華鏡）。
「これ、同級生が作ってる作品です」
勝手に自慢。
「うちを担当している物販の営業さんが持ってきたけど、評判が良くてたまに売れてますよ」
と、心地よい答え。
栗田美術館の誰もが親しみやすい従業員さんたちでした。
ワイフさんも満足。焼き物の一つもまともに観ちゃいないけど。
さて、腕時計を覗くと17時30分を10分ほど過ぎていた。
栗田美術館の周辺道路は依然として１ｍ動くのに10分を要する牛歩の車両が連なっている。
美術館から歩いてわずか5分
あしかがフラワーパーク。ゴールデンウィーク中に満開となる藤の花たち。
大行列を覚悟していたが、入場券売り場はスムーズに流れ、イヤらしいことにスーベニアショップを通過してからパークに入る。
ちなみに通常時は300円〜1000円程度の入園料は、藤の咲き具合にて料金設定が変わっていく。ゴールデンウィーク中は当日朝7時に料金が決定され、MAXで1,800円。
ただ、17時30分を過ぎるとナイト料金となって1,500円。
ホームページで200円クーポンを捻りだし、結局1,300円
駐車場の大混雑と、団体バスの品評会のようなクソ台数と、前面道路のクソ渋滞。
その観光客たちが一切の入場制限なしに次々とパークに入り込んできて、パーク内はクソ人だらけ。さらに、正門・西門と2つの入場ゲートがあるため、導線が複雑に入り組んであっちから人が来たり、こっちから人が来たりと大混乱。
さらにさらに、インバウンドの人たちがおよそ「5割以上」（ワイフさん談）も来てるので、自撮り中国人たちが立ち止まり更なる渋滞を引き起こす。
ネモフィラのひたち海浜公園は入り口から、ほぼワンウェイで出口へ向かえるので多くの人が訪れても滞留感がほとんどなく快適だが、ここあしかがフラワーパークの運営は、地元住民の不満とともに、かなりあれだ。
世界最高に美しくライトアップされた大藤を堪能できたことは我が夫婦とも大感動なんだけど「ここは1回来れば十分だよね
」は、やはり2人とも同様の感想であった。
ゴールデンウィークのミニトリップは、19時10分、昨年新設されたJR両毛線あしかがフラワーパーク駅からJR足利駅へ向かい、東武線→JRのルートで無事、22時30分に帰宅した。
ちなみに、反対側。両毛線で小山駅方面へ向かう人たちは入場制限をくらって大行列。
20分に1本の列車に乗れない人々のストレスを思うと、同情を禁じ得ない。
それよりも自家用車でやってきた人々は、いつになったら駐車場を脱出できるのやら、10連休の人たちは、いろいろとご苦労なことである。
両毛日記、これでおしまい。
ちなみに《両毛》とは上の毛、下の毛のことである。
■新天皇の一般参賀が”平成”超え 雅子皇后は「完全復活の予兆」 外国人記者も殺到
(AERA dot. - 05月04日 19:25)
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