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2019年01月22日23:53

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新譜之雑談帖(その537)―シャルル・ミュンシュ/フランス国立放送管弦楽団日本公演実況録音集

カラヤン/ベルリン・フィルの最初の来日時の実況録音を皮切りに、此処の所往年の外来オーケストラの来日公演の実況録音が、続々と発売されて居ります。どうした風の吹き回しか、と些か怪訝な思いを抱かないでもありませんが、この程シャルル・ミュンシュが、フランス国立放送交響楽団と来日した際の、実況録音発売の告知が。ほう。

ミュンシュはわたくしが、クラシック音楽に興味を持ち出すよりも前に亡くなって仕舞い、わたくしがLPレコードを購入する様になってからは、現役の国内盤は余り出回っていなかった様に記憶して居ります。CDの時代になっても、ミュンシュの録音に接する機会が(個人的には)余りなかったのですが、10年程前にフランス国立放送交響楽団との実況録音がどっと出た時にあれこれ購入して、実況録音で興が乗った時のミュンシュの爆演ぶりに、度肝を抜かれたものでありました。

今回の実況録音では、生憎ドビュッシーの『海』はモノラル録音との事ですが、それ以外の演目はステレオ録音だそうで。ルーセルの交響曲は、煽り文句によると相当激烈な演奏の様で。ちょっと音盤道楽心をそそられるものがありますね。

しかし、カラヤン/ベルリン・フィル、ウィーン・フィルのあと、オーマンディ/フィラデルフィア、ケルテス/ロンドン交響楽団と矢継ぎ早に発売されて、そんな録音が残されていたのかと感心する次第。この後どんな録音の御蔵出しがあるのか、楽しみな様な怖い様な。
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