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2019年01月13日23:01

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点鬼簿之雑談帖(その124)―天地総子氏の訃報

歌手で女優の天地総子さんの訃報が伝わりました。嗚呼。

<引用開始>

CMソングの女王、天地総子さん死去「パンシロン」「出前一丁」…

「パンシロン」「積水ハウス」など2000曲を超えるコマーシャルソングを歌い「CMソングの女王」と呼ばれた歌手で女優の天地総子(あまち・ふさこ、本名岩澤総子=いわさわ・ふさこ)さんが6日午後1時8分、塞栓性脳梗塞のため茨城県古河市の病院で死去した。78歳。東京都出身。告別式は近親者で行った。喪主は夫岩澤竹次郎(いわさわ・たけじろう)氏。後日、お別れの会を開く予定。 所属事務所によると、6日に同市で親族の法事を行っている最中に体調を崩し、病院に搬送されそのまま亡くなった。病気や入院などもしておらず、当日も東京の自宅を出発した時点では「いつもと変わらず元気な様子だった」という。

1970〜80年代に「ライオネス コーヒーキャンディー」や「アート引越センター」「出前一丁」などのCMソングを歌い“七色の歌声”と言われた。「テレビから流れる曲を聴いて誰の声かと思ったら自分だった」と話すほど多くのCMを担当した。晩年は副会長を務めたボランティア団体「あゆみの箱」の活動や、骨髄バンクについての講演などを行っていた。昨年11月にはボランティアでペルーに行き歌声を披露。14日放送のNHK「ファミリーヒストリー」にVTR出演しており、これが最後の姿となる。

私生活では74年に3歳年下の岩澤氏と結婚し、1女をもうけたが81年に離婚。3年後に再婚し「親権を失った愛娘と会うために元夫の家に通ううち自然とヨリを戻すことになった」と話していた。国立音楽大付属高を卒業後、NHKの俳優養成所に入り、60年に同局のパントマイム劇「不思議なパック」の声優でデビュー。CMソング以外にもテレビアニメ「オバケのQ太郎」や、NHKのバラエティー番組「連想ゲーム」など幅広いジャンルで活躍した。

◆天地 総子(あまち・ふさこ)1941年1月3日生まれ、東京都出身。父はピアニストの天池真佐雄さん。65年に「マーチング・マーチ」で日本レコード大賞童謡賞を受賞。女優としては78年のNHK連続テレビ小説「おていちゃん」、映画「トラック野郎・突撃一番星」などに出演した。

<引用終了>

出典Web:https://mainichi.jp/articles/20190113/spn/00m/200/005000c

記事にもありますように、わたくしの世代ですとテレビやラジオから流れる、彼女の謳ったCMソングを聴かない日はなかった、と言って良い程でありました。わたくしが好きだったのは、CMソングではありませんが、昔のTBSラジオの長寿番組の「全国子ども電話相談室」のテーマソング、でありました。
タレント、としての活躍では、これまたTBSラジオでお昼少し前に放送されていた―わたくしの中学・高校時代だったと思います―故青島幸男氏と組んだ、「青島・フーコの天下のジョッキー」が好きで、よく聞いていました。どちらかというと、雑談的な要素が多かったと思いますが、軽妙なやりとりが飽きさせなかったですね。

嘗て親しくその謦咳に接した方の訃報に接し、寂寥感を禁じ得ないものがあります。慎んで故人の御冥福をお祈り申し上げたい、と思います。

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