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2018年12月05日23:51

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自然科学之雑談帖(その62)―新種の昆虫化石の発見

最近人気の某国営放送教育テレビで放送されている、不定期番組に『昆虫すごいぜ』という番組があります。役者さんの香川照之氏が、カマキリの着ぐるみを着て、カマキリ先生としてナビゲーターを務めているのは、夙に知られている処か、と。その香川氏にちなんで、実が新種である事が判明した昆虫の化石に、香川氏にちなんだ名前が学名としてつけられたそうです。

<引用開始>

香川照之ちなんだカマキリ化石テルユキイは別の昆虫

岩手県久慈市で2006年に見つかり、国内唯一のカマキリの化石とされていたのは別の昆虫の化石だとする分析結果を、箕面公園昆虫館(大阪府)の中峰空館長らが4日、動物学誌ズーキーズに発表した。カマキリとは分類上の位置付けが大きく異なるカマキリモドキに近く、これまでに知られていない絶滅種。昆虫マニアとして、テレビなどを通じ昆虫人気の向上に貢献した俳優香川照之に感謝を示すため、本人に伝えた上で「クジベローサ・テルユキイ」と名付けた。中峰さんは「この仲間は現在アフリカ南部にしかいないが、大昔には東アジアにも分布していたことが今回分かった。貴重なカマキリ化石でなかったのは残念だが、重要なことに変わりはない」と話している。

化石は約8600万年前の白亜紀後期の地層で見つかった。長さ約19ミリの琥珀(こはく)に入っており、鑑定した研究者が形態からカマキリの可能性があると判断、数少ないカマキリ化石の一つとして久慈琥珀博物館が公開した。だが中峰さんらが詳しく調べると、羽の筋が網目状ではなく直線的で、触角は多くの節を持つなど、特徴がカマキリと大きく異なっていた。前脚の内側にとげがあることなどから、トガマムシ科の中の絶滅したグループに含まれる種だとした。

久慈琥珀博物館は「どんな昆虫なのか、きちんと解明されてうれしい」とコメントしている。

<引用終了>

出典Web:https://www.nikkansports.com/general/news/201812040000757.html

トガマムシとは何ぞや、と思って検索を掛けてみると、記事にもある様にカマキリモドキの近種の昆虫の様で。『昆虫すごいぜ』は、時々みていますが、香川氏の昆虫に寄せる沸々とした思いが伝わって来て、中々楽しいものが。
かく申すわたくしも、餓鬼の頃は夏休みとなりますと、カブトムシやクワガタムシ、カミキリムシ等を捕まえて遊んだものです。昆虫の世界も、まだまだ知られていない事が沢山あるのでありますね。

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