mixiユーザー(id:11939455)

2018年09月03日01:57

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『クワイエット・プレイス』

 結局8月は5本しか映画に行けなかった。しかも最後が上旬…。げっそり
月が替わってもまだヒマになったわけではないが、いい加減ストレスも限界(?)なので寸暇を惜しんで輸入BD鑑賞。(内職をさぼって…ともいう)

クワイエット・プレイス

 音に反応する何かにおびえながら生き延びようとする一家の話。
荒廃した街の様相はゾンビ映画やディストピアもののようだ。
台詞がほぼない分、生活音に聞き耳を立ててしまう。
設定部分に疑問は残るだろうが、余計な説明を省いて直接話を楽しんでもらおうという姿勢は分かる。

 聴覚障害の娘ら3人の子供を持つ母親にエミリー・ブラントが扮し、迫真の演技を見せる。
音を出してはいけないのに、臨月に達しているのもスリリングである。
ピリピリした極度の緊張感がこちらにも伝わり思わず手に汗握る。

 聴覚障害を持つ家族がいることは、一般にはプラスに捉えられないかもしれないが、この家族の場合はそのおかげで生き延びて来られたであろうことが察せられる。
人生何が好転するか分からないので、最後の最後まで生き延びる可能性を探ることは大切だ。
エミリーの夫であるジョン・クラシンスキーが監督&脚本のみならず夫役を演じているのも家族愛を感じさせる本作にはふさわしい。

 実際に聴覚障害者で『ワンダーストラック』にも出演していたミリセント・シモンズが聴覚障害の娘を演じる。
まさに彼女のための役柄に思える。

 比較的シンプルな作りだからこそ五感を研ぎ澄まして体感する新感覚ホラー映画ではないだろうか。(音響の良い環境が望ましいと思う。そして隣に“ポップコーン野郎”がいないことを祈る。←普段は食べることもあるが、本作には余計なノイズになる。)

9月28日より公開
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話はガラリと変わるのだが、Twitterでみかけた面白川柳。

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読めるかな?
思わず吹き出してしまった。あせあせ
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