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2018年07月29日20:33

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イスラム圏で暮らして重要だと思った聖書の箇所,ローマ人への手紙14章

日本にいた時には読み飛ばしていたのですが,ローマ人への手紙14章は,イスラム圏で暮らして重要だと思うようになりました。

ムスリムは,ハラルといって,食べてよい物とそうでない物を厳密に区別します。代表例がブタ肉です。肉本体だけでなく,調味料やエキスにまでこだわります。日本人同僚の中には,彼らの習慣を完全に非科学的,その他の理由でバカにする人たちが少なくありません。

このような場合,私は,ローマ人への手紙14章に従うことにしています。ローマ人への手紙14章で特に重要なのが,2-3節,17節,20節の3か所です。

[14章2節]
何でも食べてよいと信じている人もいますが、弱い人は野菜よりほかには食べません。

[14章3節]
食べる人は食べない人を侮ってはいけないし、食べない人も食べる人をさばいてはいけません。神がその人を受け入れてくださったからです

[14章17節]
なぜなら、神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。

[14章20節]
食べ物のことで神のみわざを破壊してはいけません。すべての物はきよいのです。しかし、それを食べて人につまずきを与えるような人のばあいは、悪いのです。

以上により,ムスリムの学生から

「私たちがブタ肉を食べないことをどう思いますか?」

と質問されたとき,

「食べる人は食べない人を侮ってはいけないし、食べない人も食べる人をさばいてはいけない。私がハラル以外の食物を食べることを非難しないかぎり,私は,ハラルはハラルとして尊重する」

と答えています。

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