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2018年04月02日23:56

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健康之雑談帖(その43)―喫煙の新たなリスク

わたくし自身は煙草を吸わないので、喫煙から発生する様々の健康リスクからは―受動喫煙の問題はありますが、今は分煙、或いは禁煙に対する理解度が昔とは比較にならぬほど行き渡ったので、態々喫煙室に出掛けない限りはリスクは小さい―免れているか、と思う次第。他の所で一杯抱えているじゃねえか、というのは自覚して居りますが、またぞろ新たなリスクが報告されている様で。

<引用開始>

たばこ、聴力落ちるリスクも ニコチンが内耳に影響か

喫煙は耳の聞こえにも悪い影響をもたらすらしいことが、約5万人を対象とした国立国際医療研究センター(東京都)などの調査でわかった。たばこの煙が音を聞き取る細胞にダメージを与えるらしい。禁煙すれば、聴力が落ちるリスクは下がることもわかった。関東などに本社のある八つの企業に勤める20〜64歳の男女5万195人について、喫煙状況を含む2008〜10年の健診データを提供してもらい、その後に聴力低下が起きていないか、検査結果を16年春まで追跡した。この間に約3500人が高音域を、約1600人が低音域を聞き取りにくくなった。

年齢や高血圧、糖尿病の有無などを踏まえて分析すると、たばこの本数が多いほど聴力低下の傾向があり1日21本以上吸う人は吸わない人に比べて高音域で1・7倍、低音域で1・4倍だった。調査時に5年以上禁煙していた人では、聴力低下のリスクは吸わない人とほとんどかわらなかった。ニコチンの毒性や血流の悪化などがもとで、内耳の細胞の働きが落ちると推定されている。普及が進む加熱式たばこもニコチンを含むため、内耳の細胞に影響して聴力低下のリスクを高めると予測される。

聴力は、年齢によっても高音域を中心に徐々に落ちる。研究チームの溝上哲也部長(疫学)は「昔はジャズ喫茶などでたばこを吸いつつ音楽を聴くのが一つのスタイルだったが、高音質の演奏を長く楽しむためにも、禁煙をすすめたい」と話す。中年期の聴力の低下は、認知症にかかるリスクを高めることも指摘されている。

<引用終了>

出典Web:https://www.asahi.com/articles/ASL3N73Z1L3NULZU017.html?iref=comtop_list_api_n03

どうも愛煙家諸氏に置かれましては、ますます肩身が狭くなる様で。昔の宣伝文句の「今日も元気だ、煙草がうまい」の世界は、今や遠い彼方の様ですね。

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