mixiユーザー(id:35851342)

2018年03月01日18:21

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教訓

 もう半年ほど経ってしまったのだが、昨年夏、TBS「マツコの知らない世界」で、号外研究家の小林氏から借りていた資料のうち八点が番組側の不注意により紛失するという事件があった。
 紛失した号外は太平洋戦争の開戦や真珠湾攻撃の成功を伝えたものなど貴重なものばかり。歴史的価値も当然高い。小林氏は取材に対し「日本の貴重な文化的資料が失われたと思っております」とコメントしている。
 だがTBS側とは既に和解しているらしく、ぼくはそのことに少なからずショックを受けた。だってぼくが小林氏の立場だったら、簡単に和解なんてできないから。SNSで悪態をついたり謝罪しに家に来た番組スタッフを門前払いにするようなことはないが、和解できる自信なんてかけらもない。だから、なんて小林氏は心の広い人なんだろうと深く感心してしまったのだ。
 かなり高額な弁償金が支払われたのだろうか。しかし、自分だったらお金で納得するのかと問われれば即答でノーである。十億円積まれれば首を縦に振るかもしれないが、そんなことありえない。高くたってせいぜい一千万円だろう(完全に想像で書いています)。
「プロの鑑定士に査定してもらったところ、一枚百万円の値がつきました。合計八百万円。それに謝罪の気持を込めて一千万円お支払いします」
 なんて言われたら、かえって怒り心頭に発してしまう。

 ここから学ぶべき重要な教訓。
 本当に大切なものは目を離さないようにしなければならない。
 ぼくの場合、これに尽きる。
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