わたくしが嘗て禄を食んでいた会社の、全国ドサ周りツアー(という名前の地方転勤)で最初に赴任した遠隔地は、度々申し上げている様に九州は豊後の国の大分市。もう今から30年以上昔の事でありますが、今でもわたくしの中では色々な事が印象に残っています。
さて大分市はかつては城下町、でありまして。府内城という城址が今も残っています。江戸時代はそれこそ海に浮かぶ城と云っても良い程お城の北側はすぐ別府湾であったそうで。江戸時代には天守閣も当初は建てられていたそうですが、江戸寺内の半ばに焼失しその後は再建されませんでした。その大分府内城の天守閣が、発光ダイオード等を用いて復活したそうです。
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江戸時代に焼失した「府内城天守」を照明で再現
大分市の大分城址公園で27日、江戸時代に焼失した「府内城天守」を発光ダイオード(LED)照明で再現するイベントが始まった。来年2月14日まで、毎日午後5時から同10時までライトアップする。試験点灯で一足早く楽しめていたが、この日が点灯式。高さ約30メートルの天守が夜空に浮かび上がると、大分舞鶴高校吹奏楽部がファンファーレで約300年ぶりの“復活”を祝った。
同公園の活用に向けて、市民の関心・機運を高めるイベント。「郷土の歴史や文化を知ってもらいたい」と佐藤樹一郎市長。税金2500万円を投じた幻想的な光は、どんな道筋を照らすか。
<引用終了>
出典Web:
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/12/28/JD0056483261
実際の天守閣を復元するのには、莫大な費用と時間が掛かりますが、こうしたやり方もあるのですね。中々賢いなあ、とちょっと感心した次第です。
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