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2017年12月25日23:57

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歴史之雑談帖(その195)―最古のクリの実、出土

縄文〜弥生時代に掛けて、稲作が導入される前は栗作とも言うべき、栗の実を中心にした農耕が行われていた事が明らかになって来たそうで。青森県の縄文時代の遺跡として名高い、三内丸山遺跡でも、栗が栽培されていたとされています。そんな中、当時のクリの実が出土したそうです。

<引用開始>

1万3千年前のクリの実出土 食用で国内最古、長野

長野県上松町にある縄文時代草創期の「お宮の森裏遺跡」の竪穴住居跡から約1万3千年前のクリの実が出土したと上松町教育委員会が25日、発表した。食用のクリとしては国内最古という。専門家は縄文人の食生活を知る上で貴重な資料だとしている。国内最古のクリの実は原形をとどめている縦横約1センチのクリの実2個と、数ミリのかけら約870点(クリの実約100個相当)で、クリの実は皮がむかれた状態だった。

国道のバイパス工事に伴って、1992〜93年に行われた遺跡の発掘作業で竪穴住居の中から出土し、町教委が保存していた。専門家の勧めもあり、クリの年代について2015年から調査を開始。放射性炭素による年代測定法で1万2900年前から1万2700年前の縄文草創期のものと確認された。  これまで食用のクリについては大津市の粟津湖底遺跡の貝塚で、縄文早期にあたる約1万年前のクリの皮が発見されている。

<引用終了>

出典Web:http://www.sankei.com/life/news/171225/lif1712250050-n1.html

栗作、ともいうべき当時の食生活がどの様なものだったのか、今後解明が進んでいってほしいものです。

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