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2017年12月01日23:26

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音楽之雑談帖(その68)―ウィルヘルム・フルトヴェングラーの祥月命日(一日遅れ)

さて。昨日11月30日は、独逸の大指揮者ウィルヘルム・フルトヴェングラーの祥月命日、でありました。感想文を書く積りでいたら、突如としてウィンドウズのアップデートが掛かって、パソコンが1時間近く使えない破目に。使える様になったら、日付が変わって居りました。嗚呼、なんてこったい。

この稀代の大指揮者が没してから、63年の歳月が流れ。ベルリン・フィルの常任指揮者の座を継いだカラヤンも没してはや28年。月日の流れるのは、早いものであります。以前にも記しましたが、流石に商業化に堪え得る実況録音は全て一度は世に出たと見え、わたくしが大学生時代の様な「新録音発見」という文字が、某レコード芸術誌辺りの広告に躍る事もなくなりました。それでも少しでも音の状態の良いものを、とSACDのフォーマットでの発売も継続的に行われているのは周知の所。

先達てワーナー・クラシックスから発売された、ベートーヴェン交響曲全集は、値段も手ごろな事もあってか、依然として輸入音盤屋の店頭に飾られて居ります。一体その秘密は何処にあるのか、等という事について考察を加えられる程賢くないので、没後63年の歳月を経ても、尚忘れられる事のない演奏家の存在に、唯々感心するばかりであります。
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