訓

華やかなものは、短く脆い。
堅実なものは、強く長い。

為すというのは、無機的に。

大事にすべきはなにか？
人生、命、経験、学びだ。

良き時は、必ず移り変わる。
努力は、良き時に向かう。

独りでも成せる。十分に。

友と話すは楽しい。
しかし、心は疎かになる。

川の流れのように、風の流れのように。

捨てれば離れる。離れれば分かる。

色々と握りしめている。
それが良くないのだ。

一つの事を長じさせる。
それこそ大成だ。

まわりに理解されなくとも良い。
道があるなら。

良い果報も忘れる。

良い果報も取らず。

明知は理解しても、
心は理解していない。

長じ深める。本気でやれ。

世間の事は半分は為す。

道は多生に利益だ。
商売は一生にも利益かどうか。

人と関わるにも、粗暴なるな。

ただ失礼無く、それが後に、もたらす場合もある。

教えて、理解する人は、必ずしも視野の人だけではない。

不悪、縁があれば、花開く。

善、心を得れば龍が如し。

鯉、滝を登り龍となる。

大いに慈悲に生きよ。

泣き叫ぶ程悲しんで良い。
世は辛き多し。

生活も時が移れば変わる。
未来に道を続けているかは、分からない。

瞑想には狡猾なほどで良い。

良い瞑想を楽しみ、良い瞑想を求めよ。

瞑想で死ぬ事はない。
しかし、死ぬくらいでなければならない。
勇猛であれ。

知恵と勇気、愛は、昔より英雄心であった。

他に勝つより、己に克つ方が、偉大だ。

様々得られど、悟りのために、拒むべし。

神通を求め、そは悟りの奥なりと言わん。

世間の物は、何もかも失う物なり。
出世間の物は、何もかも長くあり。