ロイヤル・エア・フォースと云えば英国空軍でありますが、来年創立100年を迎えるそうでして。大日本帝国には、陸軍・海軍はありましたが、空軍はなく、また米国も空軍が独立(陸軍からの独立)したのは第二次世界大戦後の1947年、だそうですからある意味進んでいた、のでありますね。
当然の事ながらロイヤル・エア・フォースも傘下に軍楽隊をもっている訳でありまして、この程母体のロイヤル・エア・フォースの創立100周年を記念して、ロイヤル・エア・フォースバンドの音盤が発売される、との告知が。おお、なんてこったい(こればっか)。
昔々の駐在員稼業時代、ロイヤル・エア・フォースバンド(確かセントラル・バンドであった様にも思いますが、その辺は記憶が曖昧)のジョイント・コンサート(相手はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団だった、と記憶しています)がある、というので切符を買って楽しみしていたら。
当日、アナウンスがあって「湾岸戦争の影響で、バンドとしての練度が足りない為、今日のコンサートには出演しません」との事。おやおや、と思いましたが(演奏会があったのは、湾岸戦争が終わって二か月程であったかと)、まあ致し方のない所と思って諦めた思い出が。
わたくし高校時代にブラスバンドをちょっと齧った事がありまして、吹奏楽―事に行進曲の類―は割に好きでありますが、生憎演奏される曲目に関しては(行進曲を除いては)詳しくないので、今回の収録曲目がロイヤル・エア・フォース・バンドの実力をどの程度発揮している曲なのか、正直判断の付きかねる所。
それでも今を去る事四半世紀前の、やむを得ない理由ですっぽかされたロイヤル・エア・フォースの演奏を音盤経由で聞いてみようか、とも思います。
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