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2017年07月24日23:57

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新譜之雑談帖(その403)―セルゲイ・クーセヴィツキ―録音集成(40CD)

わたくしの御お気に入り指揮者の一人に、セルゲイ・クーセヴィツキーという、大昔(そのスタジオ録音の大半は、SP録音という有様ですから、大昔と言っても語弊はない、と思います)の指揮者がいます。持っている音盤の数は左程多くはないのですが、ある種の豪胆さを持った演奏が多く、割に御贔屓筋ではあります。

只この指揮者、録音の再発運に恵まれず、まとまった録音集が余りないのでありますね。大分前に、ユナイテッド・アーカイヴスというレーベルから、CD4枚組の録音集成が出た事がありまして。この録音集成に収められた演奏は中々面白く、旧EMIから出ていた「20世紀の大指揮者」のシリーズの中のクーセヴィツキー集と共に、結構お気に入りなのですが、如何せんその後が続かない。と申しましても、丸っ切りでない訳ではないのですが、某Naxosや例の伊太利亜のMEMORIESから断片的に細々で出ている程度。録音の重複も相まって、中々手を出し辛い状況なのですが、そんな中堂々CD40枚組の録音集成が発売される、との告知が。

おお、こいつはなんてこったいと喜んだのも束の間、これが例のKの国レーベルからの発売、なのでありますねえ。全くの偏見なのであろう、とも思いますがわたくしどうも某Kの国産の物は、名物のキムチから工業製品に至るまで、どうも信用は置けないのでありますね。

これまで結構な数のヒストリカル系のボックスを出しているのでありますが、某親方之声や塔音盤店のウェブ・サイトにも何もコメントが無く。某巨大掲示板迄覗いてみたのですが、購入した強者はごく限定される様でして。

わたくし御贔屓のVenias辺りからの発売ならば―此処も余り評判は良くない様ですが、わたくし的には例のモントゥーの録音集成で、比較的評価が高い(音質的にもまずまず、と言う点で。尤も此処も最近、頭の痛くなる様な録音集成を出す、との告知が出ましたが、それはまた別の機会に)ので、何とか出してくれねえかな、とおもうのですが、二番煎じではねえ。

勇者(?)の論評を待って、左程評判が悪くない様なら、手を出してもと思うのですが、此処へ来てまた40枚組ものボックス・セットを買い込んで、果たして全て聴き通す事が出来るのか、その辺を考えると思いは千々に乱れるものが(大袈裟)。まあもう少し様子を見てみようか、と思う次第です。何処からかもう少し小さいボリュームで良いから、録音集成を出してくれませんかねえ……
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