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2017年07月21日00:24

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ローカルニュース之雑談帖(その201)―朱鷺の巣立ち、過去最多に

さて先日、孤児となった鸛の巣立ちの話題を取り上げましたが、今度は朱鷺の話題。今年孵った雛の巣立ちが確認され、今年の朱鷺の繁殖期の終了が告げられたそうです。

<引用開始>

巣立ち過去最多の77羽 2年連続上昇 野生下トキ繁殖期終了

環境省は19日、佐渡市の野生下で今季生まれたトキのうち、巣にとどまっていた3羽が巣立ち、今季の繁殖期が終了したと発表した。今季は野生生まれの増加などで成功率が上がり、過去最多だった2016年の40羽を大きく上回る77羽が巣立った。巣立った数は初めて2年連続で増えた。環境省によると、今季は36組から92羽が生まれた。同省が19日に死んだことを発表したトキを含め、巣立った77羽は31組のペアから生まれ、両親が野生生まれの「純野生」に当たるひなが15羽含まれている。

野生下でのトキの繁殖は、営巣するペアは毎年増えたものの、巣立った数は増減を繰り返してきた。昨年に続いて今季も好調だった要因として関係者が挙げるのが、野生生まれの増加だ。野生で生まれたトキは餌の捕り方や子育てを幼鳥の時から学んでいるため、繁殖に有利とされる。
今季、ひなを巣立たせた31組のうち、17組が雄雌どちらか、もしくはいずれも野生生まれで過去最も多かった。巣立ちペアの半数以上で野生生まれが関わっているのは初めてで、成功率アップにつながったとみられる。
 環境省佐渡自然保護官事務所の若松徹首席自然保護官は「個体が安定して増えていく見通しが立った。餌場整備や農薬を減らしたコメづくりなど、地元住民が続けてきた成果が数字に表れている」と話した。

<引用終了>

出典Web:http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170720336095.html

別の新聞記事によると、現在の朱鷺の生息数は凡そ280羽、そのうち野生のものが175羽程だそうです。随分増えたものですね。長年の苦心と環境を整える側の人々(主として農家の方たち)の努力が実りつつある、という事かと思います。願わくば、佐渡だけでなく日本の至る所で朱鷺が見られる光景が実現しないか、と思う次第ですが、中々難しいでしょうねえ。

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