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2017年06月06日00:57

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音楽之雑談帖(その65)―ジェフリー・テイト氏の訃報

英国の指揮者、ジェフリー・テイト氏の訃報が伝えられました。今から20年程前までは、結構な数の録音を残していたのですが、最近余り消息を聞く事もなく、どうしているのだろうかと、時々思い出すことはありましたが、聊か残念ですね。

<引用開始>

ジェフリー・テイト氏が死去 英指揮者

ジェフリー・テイト氏(英国の著名指揮者)2日、イタリア北部ベルガモで心臓発作のため死去、74歳。首席指揮者を務めるドイツのハンブルク交響楽団の公演のためベルガモを訪れていた。同交響楽団が明らかにした。英ロイヤル・オペラの首席指揮者などを務め、イギリス室内管弦楽団を指揮しピアニストの内田光子さんとモーツァルトのピアノ協奏曲全集を録音した。生まれつき二分脊椎症を患っており、いすに座ったままタクトを振るスタイルで知られた。

<引用終了>

出典Web:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG04H09_U7A600C1CZ8000/

わたくしは一度だけ、テイトの演奏を聴いた事がありまして。例によって例の如く、駐在員稼業中の事。ちょうどモーツァルト没後200年、という事でモーツァルトの作品が連続して演奏されていたのでありましたが、その〆が(当然の事ながら)レクイエムで、その時の指揮者がテイトでありました。

確かモーツァルトの命日当日の切符はすぐに売り切れてしまって、追加公演が翌日行われる事となり、わたくしも聴きに行ったのはこの翌日の方。
肉体的なハンディキャップがあるのは、活躍当初から知られておりましたが、演奏はそうしたハンディを感じさせぬ、統率力のある演奏であったと記憶しています(生憎脳味噌の老朽化も手伝って、それ以上の記憶がないのが情けない所)。

謹んで故人の御冥福をお祈り申し上げたいと思います。


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