東京のゲルニカ

東京駅の丸の内口から徒歩３０秒のところに「オアゾ」というビルがある。
丸善があるところだ。
そこの壁に、ピカソのゲルニカの複製がある。

その絵の前にはソファーなどがあって、ゆっくりと見ることができる。

「ゲルニカ」が、戦略爆撃の悲惨を描き、それを告発する作品であることは、よく知られているのではないかと思う。
そのことを思うと、ちょっと落ち着かない気持ちになる。

どうして、日本が加害者となった「重慶」爆撃でも、日本が被害者となった「東京」大空襲でもなく、「ゲルニカ」なのだろうか。
なんとなく、平和や戦争について、身近な問題としてではなく、抽象的な問題として片付けようとしているような気がするのは、僕だけだろうか。

今日４月２６日は、１９３７年に「ゲルニカ」爆撃が行われた日だと、ＮＨＫのラジオで言っていた。

■なぜ丸の内オアゾに、ゲルニカが飾られているのか不思議に思いました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1343750513?__ysp=44Kq44Ki44K%2BIOOCsuODq%2BODi%2BOCqw%3D%3D

■ちょっと一休みするのには丁度いいところです
https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g1066443-d7370065-r307363644-Marunouchi_Oazo-Chiyoda_Tokyo_Tokyo_Prefecture_Kanto.html

■Osaka University『丸の内OAZO○○広場常設展示の原寸大複製品［ゲルニカ］について』
http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/bitstream/11094/53462/1/jjsd56_031.pdf#search=%27%E3%82%AA%E3%82%A2%E3%82%BE+%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%AB%27