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2016年12月03日23:38

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鉄道之雑談帖(その140)―気動車の保存

鉄道車両の保存は、今日では左程珍しい事ではありませんが、気動車(要はディーゼル・カーですね)の保存、となると左程例がないのでは、と思います。ましてやそれが鉄道ファンの組織的運動により実現、と云う事になると、そうそう例のある事ではない、と思うのですが、他に例がありましたかね。

<引用開始>

半世紀前の気動車、保存の熱意実る 福岡の愛好家グループに無償譲渡 輸送費など寄付集まり解体免れる

クリーム色の車体に赤のラインが入った昭和41(1966)年製の気動車「キハ2004」が3日、茨城県のひたちなか海浜鉄道から福岡県の鉄道愛好家グループに無償で譲渡され、同県福智町の平成筑豊鉄道金田駅でお披露目式が開かれた。解体予定だったが、平成筑豊鉄道のOBらが「守る会」を立ち上げて輸送や補修に充てる890万円の寄付を集め、金田駅構内での動態保存を実現した。

昭和30年代に九州各地を走り、新幹線に愛称を譲った国鉄の「準急ひかり号」とデザインがほぼ同じことから、守る会が「ひかり号を再び九州に」の合言葉で誘致に取り組んできた。式では、準急ひかりのヘッドマークを取り付けた車両が車庫から登場。約70人のファンらが盛んにカメラのシャッターを切った。平成筑豊鉄道は、来年春ごろから金田駅構内で、運転士に操作を教わりながら車両を動かす運転体験を計画している。守る会の前田忠会長(73)は「皆さんの協力で夢がかなって感無量。地域活性化につなげ、最終的には本線走行を目標にしたい」と話した。

<引用終了>

出典Web:http://www.sankei.com/west/news/161203/wst1612030071-n1.html

尤もこの車両自体は、旧国鉄を走った事のある車両ではない様で。元々は北海道の留萌鉄道用に、旧国鉄のキハ22型をベースにした車両との事ですが、車両デザインは細部を除けば共通の様で。
将来は実際に動かす所迄持って行きたい、との事ですので実現すると良いですね。
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