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2016年11月13日21:29

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ローカルニュース之雑談帖(その178)―明治用水、世界灌漑遺産に

些か正確な記憶が曖昧なのですが、確か小学校3年か4年の社会科の授業で、地理的な要素が初めて授業の内容に盛り込まれた頃の事。時代や使っていた教科書によって、取り上げられる地域は異なっていたろう、と思いますが、わたくしの記憶にあるのは農業の盛んな地域として、山梨県の勝沼(当然葡萄)と愛知県の安城でありました。安城の方は明治用水が出来た事で、日本のデンマークとして酪農が発展した、と習った記憶が。

それ以来、明治用水の名前は記憶の遥か彼方にあったのですが、この程世界灌漑遺産に明治用水が選ばれたそうです。

<引用開始>

明治用水 世界かんがい施設遺産に登録

◆県内2例目
安城市など県内8市に農業用水を供給する明治用水が、かんがい施設の歴史的・社会的価値の顕彰や保全を目的に創設された「世界かんがい施設遺産」に登録された。県内での同遺産への登録は、昨年選ばれた犬山市の入鹿池に続き2例目。同遺産は、「国際かんがい排水委員会(ICID)」が2014年に創設したもので、農業の発展や食糧増産に貢献した歴史的なかんがい施設を選んでいる。8日にタイのチェンマイで行われたICIDの会議で登録が決まった。今年は全国から14施設が選ばれた。

明治用水は明治13年(1880年)に矢作川の水を引いて造られた。農業用水として安城市や岡崎市、豊田市など西三河地域の8市約6000ヘクタールを潤しているほか、同地域や知多半島の一部に工業用水も供給している。管理する明治用水土地改良区の江川哲総務課長(51)は「地域の農業、工業に貢献してきた明治用水の登録を名誉に思う。今後も水路をしっかり守り続けたい」と話した。

大村知事も「明治用水で当地域は『日本デンマーク』と称される先進的な農業地帯に発展し、自動車産業も盛んになった。登録を機に水路上部にある自転車道や緑道へ足を運び、先人の功績に思いをはせていただければ」とコメントした。

<引用終了>

出典Web:http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20161112-OYTNT50114.html?from=ycont_top_txt

只、昔の記憶では昭和になってから完成した、愛知用水の方が遥かに規模が大きく、また(その当時では)つい最近の出来事でしたので(愛知用水の感性が昭和36年、わたくしの小学校3〜4年生は昭和41年〜42年の事)、そちらの方が色々資料があった様な。何れにせよ、懐かしい名前を聞いて、昔の事をあれこれ思い出した次第です。


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