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2016年11月02日23:59

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自然科学之雑談帖(その27)―桜島の大噴火予測

鹿児島の桜島と言えば、殆ど毎日の様に噴煙を噴き上げる活発な火山活動が起きている、バリバリの活火山であります。その桜島の大噴火が迫っているかも知れない、と云う論文が公表されたとの事。ううむ。

<引用開始>

100年ぶりの桜島・大規模噴火「切迫」、地下マグマが蓄積…京大研究グループが英科学誌に発表

桜島(鹿児島市)を含む姶良カルデラの地下にあるマグマが年間1150万立方メートルのペースで増えているとの研究結果を英ブリストル大、京都大のグループが英科学誌の電子版に発表した。東京ドーム約9個分に相当する。グループは大正大噴火(1914年)の規模と時期を考慮すると、数十年以内に桜島で再び大きな噴火が起きる恐れがあるとしている。姶良カルデラは南北約23キロメートル、東西約24キロメートルのくぼ地。約3万年前の大噴火で形成され、桜島は南縁に位置する。マグマは地中深くから送られてカルデラの地下に蓄積され、さらに桜島へ供給される。桜島の地下にも一定量がたまっているが、大噴火前には大量のマグマが供給されると考えられている。

これまでも蓄積ペースの研究はあったが、高温のマグマに触れた岩石の周辺はマグマがたまりやすく、グループは姶良カルデラ地下の温度分布を考慮に入れて分析した。

■大正噴火から100年
死者・行方不明者58人を出した大正噴火で放出されたマグマの量は15億立方メートルとされる。今回判明したペースなら、同じ量のマグマが蓄積されるまでに130年かかる計算だ。大正噴火からは100年余りが経過。桜島では1779年にも大規模な安永噴火が発生し、大正噴火との間隔は約130年だった。京大防災研究所の井口正人教授は「マグマの蓄積速度の計算で新たな解析手法を確立できた」と説明。大規模噴火の切迫性は高いとして、防災計画の充実が必要と訴えている。

<引用終了>

出典Web:http://www.sankei.com/west/news/161102/wst1611020072-n1.html

大正の噴火の結果、桜島は大隅半島と地続きになった訳でありますが、それに匹敵する様な大噴火が迫っている、と云うのは穏やかではありませんね。尤も再稼働中の川内原発に反対するオ○カ共が「サクラジマガー」と喚き出しそうで、そちらも些か気になる所。何とか平穏に過ぎて欲しいのですが、難しいのでしょうね。
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