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2016年10月26日22:35

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あの頃、クリスマスは赤坂プリンスホテルだった

赤坂プリンスホテル。
バブル時代のクリスマス、予約を取るのが当時の男性陣の大仕事と云われていた。
果たして、おいらのクリスマスは赤坂プリンスで過ごしたことがあっただろうか。
答えは否。
記憶にあるのはクリスマスの夜、大阪で過ごし近鉄花園ラグビー場で大学選手権準決勝か予選を観戦したことがあるクリスマス
旅好きバブリーの優先順位は、やはり旅行だったということか。

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7月に新装オープンしたばかりの東京ガーデンテラス紀尾井町学校
赤プリが存したこの地に誕生したオフィス、レジデンス、ショップ、レストラン、そしてホテル《ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町》。
ホテルは30階〜34階の250室のみ、最高級レベルのコンシェルジュと宿泊料金が控えている。

雲一つない快晴に感謝して、今日のOFF会ランチは36階《All-Day Dining OASIS GARDEN》ワイングラス
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贅沢でおしゃれなブフェ+メインディッシュブタ
メニューに書いてあるフランス語みたいのがわからんので、てっとり早くステーキみたいなのをいただいた。
さすが、値段なりの美味さどんぶり
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皇居を仰ぎ見る景観も★5.
気が付くと3時間もOFF会が続いている。
見事なまでに話題豊富な熟女たち目がハート

熟女たちがお手洗いに行っているすきに、フロントのおねえちゃんと会話を愉しんでみる。
スタンダードルームツインで8万円の値段がついていた。
クリスマスに行ってみるか、バブル時代が再来したら。

えんぴつ
ランチタイムで三々五々別れて、おいらは独り神社詣で。
実は、早めに着いた待ち合わせの永田町。おいらの携帯に懐かしい電話が鳴る。
携帯電話「M社長、23日に亡くなったよ。」
M社長とおいらを引き合わせてくれた知人からの悲しい連絡。
予感はあった。
蟹座「ご連絡ありがとうございます泣き顔
敬虔なクリスチャン。葬儀は教会で執り行われ、すでに荼毘に伏された。

ブタ「葬儀はしないし、亡くなっても連絡しない手(パー)
1月にM社長から病院に呼ばれて、本人から余命の宣告を聞いていた。
その後、何度かメール連絡をいただき、折り返しの元気づけを行ってきたが、ある日からそれも途切れ、今日の訃報へと時が流れた。
享年77歳、波乱万丈な晩年のその多くに関わり、大恩人として慕っていた方だった。
M社長と接した数年間を書き綴るなら、小説の一篇として遺すこともできるはず。

哀悼の意を示すのに、神社で頭を垂れることが正しいのかどうか。
気持ちさえ込めれば、きっとわかってもらえるだろう。
社長が連れて行ってくれた麻布十番《グリル満天星》を横目に見ながら、彼が多くの生涯を過ごしたこの街の神社へ上っていく。
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《十番稲荷神社》
お賽銭を落とし、二礼二拍手一礼。
いつものように『おかげさま』と、もう一つ『お世話になりました』と心を込めて。
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麻布十番から世田谷の事務所に戻り、もう1軒の参拝で心鎮めてM社長に別れを告げる。
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《東玉川神社》
社務所の呼び鈴を押すと、出てきた宮司さんは「89歳」と自ら告げる。
犬「この本殿は400年、あそこの神木は樹齢300年。パワーが宿ってるから、なでていきなさい。」
心が洗われた瞬間だった。
これだから、寺社神社通いはやめられない。
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■絶対にハズさない! 彼氏が喜ぶクリスマスプレゼント5選
(恋学〜Koi Gaku〜 - 10月26日 20:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=172&from=diary&id=4261651
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