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2016年10月19日23:55

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鉄道之雑談帖(その134)―44年ぶりの蒸気機関車運転

先日は静態保存機の重文指定の話題を取り上げましたが、今日は動態保存機を使っての列車の運転のお話。こうした需要があるならば、JR東日本も自前でタンク型蒸気機関車の動態保存機を所有した方が良いのでは、と思うのはわたくしだけでしょうか。

<引用開始>

44年ぶりSLの雄姿に歓喜 長野県JR飯山線 11月イベントに向け試運転

11月にJR飯山線飯山駅(長野県飯山市)と、長岡駅(新潟県長岡市)間約100キロでイベント運行される蒸気機関車(SL)の試験運転が19日、実際の運行区間を使って行われた。長野県内の飯山線をSLが走るのは昭和47年以来44年ぶり。イベント運行日に合わせて乗客をもてなす催しを計画して機運を高めてきた沿線住民たちから、長い時を隔て再会したSLの雄姿に歓喜の声が上がった。19日午前8時52分、JR飯山駅。朝の張り詰めた空気を打ち破る力強い汽笛が一帯に響き渡ると、黒い車体が重厚感のある車輪の音を鳴らしてゆっくりと進み出した。その瞬間に立ち会った多くの地元住民や鉄道ファンたちは歓声と拍手を送り、徐々に速度を上げて遠のくSLを名残惜しそうに見届けた。

運行当時に利用していたという近くに住む佐藤一道さん(72)は、「懐かしさがこみ上げてきた。このSLが地域の活性化につながるならうれしい」と感慨深げに話した。沿線では、県内外から駆けつけた鉄道ファンたちがカメラを構えた。神奈川県逗子市の会社員、加藤直樹さん(49)は「SLは現代の電車にはない音と煙が魅力。この日を楽しみにしていた」と、しきりにシャッターを切っていた。

この日、復活したSLはイベント運行でも使用される「C11」形。客車は3両で約200ある客席は全席指定。運行日は11月19、20の2日間で、19日は午前8時52分に飯山駅を出発し、午後2時47分に長岡駅に着く。20日は同駅を午前8時16分に出発し、飯山駅に午後2時56分にゴールするという行程だ。初日分の指定席券の販売は、JR各駅の「みどりの窓口」で行われたが、瞬時に売り切れたという。

飯山線のSL運行をめぐっては長野、新潟両県の沿線自治体などでつくる「飯山線沿線地域活性化協議会」が平成27年5月、地域の新たな活力にしよと、飯山-長岡駅間のSL運行をJR東日本に要望した。その後、自治体と同社が調整を重ね、この2日限りの運行が実現する運びとなった。飯山市民らでつくる「飯山線SL運行を応援する市民の会飯山」も、SLを歓迎するのぼり旗を作るなど祝賀ムードを高めてきた。運行当日には飯山市が飯山駅(同市)で、長野県栄村が森宮野原駅(同村)でそれぞれ歓迎イベントを開催し、SLと乗客を盛大に迎える。

市民の会飯山の代表を務める明石洋一さん(49)は19日、地元の消防団として、SLを走らせるのに必要な水を飯山駅で車両に補給する作業を行った。明石さんは「生で見るSLはやっぱり違う。今回の運行をきっかけにこの地域が盛り上がるといい」と語った。

<引用終了>

出典Web:http://www.sankei.com/life/news/161019/lif1610190044-n1.html

JR東にはC11の動態保存機は無い筈、と思ったら真岡鉄道で走っている機関車を持って来た様ですね。この際なので一台動態保存機を拵えて、ローカル線での運用に充てても良いのでは、と思いますが採算ベースで難しいのでしょうか。
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