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2016年08月07日02:51

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新譜之雑談帖(その308)―ルービンシュタイン板起こし復刻盤ボックス・セット

先日、ワーナーから発売されるとの告知があった、ルービンシュタインSP復刻盤2枚組の話題を取り上げました。日記をアップした後、そう言えば旧EMIの時代にも、SP録音の復刻が出ていたのを思い出し、検索を掛けてみると
例の“ICON”のシリーズで、6年程前に出ていた事が明らかに。また、ノククターンとマズルカの録音が2013年に復刻されていた事が確認出来ました。うむむむ。

まあ、旧EMIの時代のものでありますから、ワーナーからの復刻は初めて、と云う点では間違ってはいなかったから良し、と云う事で。

さて、検索を掛けて行く過程で、RCAへのステレオ録音は今も(国内盤も含めれば)現役の音盤が多いけれども、モノラル録音の方は、と漠然と思っていたら、怖い蟹(久々)。幾つかのレーベル(某Naxos、某Membran等)から板起こし盤だ出ている事に気が付きました。う〜む、ルービンシュタインは嫌いではないけれど、復刻や再発のニュースにそれ程注意を払っていた訳、ではないので見落としていた様です(決して惚けが始まった訳では無い、と自分を納得させる姿勢が見え見え)。

某Naxosの板起こし盤は、割に定評のある所でありますが、ざっとみた所わたくしが興味のある録音の復刻は未だ着手されていない様で。
一方某Membranからは、10枚組のセットが2種類発売される(ショパンの録音の方はこれから)の様でありますが、此処の復刻の出来は残念な事に某Naxos程ではない様で。

旧RCAがSP録音の復刻には殊更不熱心(採算ベース、なのでしょうけれども)なので、数年前ストコフスキー大先生のSP録音の復刻盤ボックスが出た時、かなり逡巡して結局我慢が出来ず、購入した事があります。まあ、LP時代のロココやチェトラ、CD時代の某Iron Needleよりはレベルが上だったので、まあまま納得のお買い物(値段は頗る安いので)と思う事にしました。ルービンシュタインのボックスには、わたくしが好きだったリストのモノラル録音が含まれているので、心動かされる所。

併し、某親方之声のユーザー・レビューですと復刻の出来は余りぱとしない様で。何が何でも、ルービンシュタインのモノラル時代の録音を、どうしても聴いてみたい、と云う程思いは強くないので、RCAの風向きが変わるのを気長に待ってみても、と云う所ですかね。これが某Naxosならなあ……
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