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2016年06月30日22:20

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《2016熊本2》月が出た出た世界遺産

熊本へ行っていたらしい川崎オスカー2号から、レポートが届く。
6月26日(日)
フォト
できたての”その他多勢世界遺産”『万田坑』
万田酵素の弟らしい。
明治村にありそうな三井三池炭鉱跡。
つい最近観た映画『女ひとり大地を行く』を思い出す。
260mの地下へ炭鉱労働者を送り込む鉄鋼性のエレベーター。
炭鉱OBの方々のガイドを聞くと、このエレベーターでの事故はなかったようだ。
大規模な落盤事故が2度、3度。500人規模で労働者を亡くしている。
とても自分には想像できない過酷な労働環境。
月が出た出た、月が出た、と明るく踊る彼らが哀しい泣き顔

資料館にいたら、70歳をとうに超えたであろう観光客が入ってきて、受付に大きな声で語りかける。
ブタ「50年ぶりに万田へ来たよ。誰かいないかと思ってさ」
受付の中から、同じような年代のおじいちゃんが出てきた。
抱き合う2人。モーホーではない。
2人の会話を盗み聞き耳
18歳当時、この炭坑で働いていたという。
受付の男性もどうようだが、どうやら彼のほうが1年先輩のようだ。
年を積み重ねても、顔は真っ黒に焼けて、とても健康そうな2人。
過酷な人生を経てきた彼らの話がとてもたくましい。

世界遺産としての評価は微妙。
瀬戸内に浮かぶ「犬島」の遺構のほうが、圧倒的に廃墟らしく堂々としている。
★3.

万田坑を40分で切り上げ、霊巌洞へと車を進める。
フォト
かのアメリカ大統領レーガンも度々訪れたとか、訪れてないとか。
霊巌洞=れいがんどうは、宮本武蔵がこの洞穴に引きこもって、兵法・五輪の書を著したらしい。
霊巌洞に至る歩道脇に五百羅漢の石像が立ち並ぶ。
ところが、その半分の頭はそげ落ち、その半分は顔つきすらわからない。

この寺に入る際、なぜか入山料として200円取られるのだが、チケット売り場の坊主がまさに「ものぐさ坊主」。
すべてのことが面倒くさいという顔つきと緩慢な動作。
せっかくの五百羅漢もほったらかしの美を求めているというのだろうか。
★2.
鳥取県三朝の「投入堂」の足元にも及ばない。
(つづく)



家HOME'Sが「事故物件に住んだことがある人」の実態調査結果を発表 「誰もいないのに物音がした」は13%
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4069847
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