■ローマ法王とロシア正教総主教が初会談へ 11世紀分裂
(朝日新聞デジタル - 02月06日 00:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3839198
カトリック側派(この場合,プロテスタントを含む)と正教派が分離したのは,三位一体ではない,基本的には,偶像崇拝に対する見解の相違。正教派は,キリスト像やマリア像などが偶像崇拝にあたるといって禁止しました。そのため,正教派では,イコンが発達しました。
なお,三位一体により分離したのは,アリウス派。この教派は,完全に三位一体を否定。現在この教派は,消滅しています。
三位一体の見解の相違により分離したのが,ネストリウス派。中国の唐代に伝わったとされる景教もこの流れをくむ。エジプトやエチオピア,スーダンなどの古来のキリスト教(コプト教ともいう)も,この流れをくむ単性論。
見解の相違は,聖母マリアに対する相違。ネストリウス派は,聖母マリアは、単に人間の子を生んだだけであるので、神性はもたないとされています。これは,”キリストは、人間として生まれ、神性を帯び、聖霊の役割を担う三位一体の存在となった”と考えているからです。
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